| 2005年1月の井上力 |
| 大震災10年。なぜかフライデーを読みふける? |
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日付 |
見出し |
| 1月28日(金) | 鬼が笑った新年会 |
| 1月22日(土) | 灘区の駅の乗降客数 |
| 1月18日(火) | 復興検証・英語版 |
| 1月16日(日) | あと5年で18万人増やせるか |
| 1月14日(金) | きょうはフライデー |
| 1月12日(水) | フライデーされました? |
| 1月10日(月) | 辺野古へ行ってきました |
| 1月6日(木) | またベクテルの独壇場 |
| 1月4日(火) | 初夢です |
| 1月1日(土) | 謹賀新年 |
2005年1月28日(金)の井上力
鬼が笑った新年会
たくさんお招きいただいた新年会もほぼ終わりに近づきました。公の場でのあいさつは誰も聞いていないようで、みんな聞いており難しいものです。あとで会場内から様々なご意見をいただきます。なお、私は当番が来年なので、他山の石としなければなりません。
去年は災いの年だった。まさにそのとおり。今年はよい年にしたい。まさにそのとおり。「災」のなかに自衛隊がイラクへ行ったこと(1月26日)を含んで考える人は、残念ながら、少なくとも挨拶に立った人のなかにはいませんでした。
それ以上に今年をいい年にしたいという具体的な中身にふれた人は、残念ながら、少なくとも挨拶に立った人のなかにはいませんでした。
困り果てて、ついに「来年は神戸空港開港です」なんてムリをしていた人もありました。これは、来年の新年会にするべきだと苦笑。そもそも開港は、吟味すればめでたいことではありません。
灘区内の団体の新年会だったのですが、旧区役所や旧保健所、旧灘北住宅、旧水道サービス公社などの「撤退」にともなう「活用策」がでてきません。神戸市の「行政経営方針」は、縮小・身売り・たたき売り・たたき貸しの市政運営です。
「西求女塚を生かすまちづくり」「摩耶まちづくり勉強会」など、地域の人々から活発な運動が起きることを期待します。西求女塚公園の前にある老人いこいの家の「運営費打ち切り」など、「逆噴射では一番機が飛べません」。
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来週月曜の『おはよう新社会党です』に載せるグラフは以下のとおりです。
タクシーは、公共交通の一部です。過剰供給が経営を淘汰する前に、ドライバー(交通運輸労働者)から悲鳴が上がっています。規制緩和が一見、乗客には満足できる運輸政策のようでありながら、無秩序な「供給」が、やがて市場から善良な経営者に退場を命じることになりそうです。
なお週末に備え、吉田俊弘さんの「ニュースを解く」に対抗し、川柳も更新しました。
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収入が減っても歩合賃金のため会社は 登録台数をむしろ増やそうとします
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2005年1月22日(土)の井上力
灘区の駅の乗降客数
神戸空港に人を集める、観光で神戸に人を集める・・・行政は「人を集める」ことに、いつからこんなに熱心になったんでしょう。人が集まるから「まち」です。「集客」より、本音は「集金」のような気がします。ちょっと意味が違いますけど。
神戸空港が目標とする集金額は、319万人かける「客単価」という具合に。それも目標が現実的な数字ならいいのですが。
ところで「客単価」は違いますが、灘区の鉄道の駅はロープウェイとケーブルカーを除いて8つあります。次のような表とグラフをつくってみました。
乗降客数が減っていないのはJR六甲道駅だけ。区役所の移転にともなう変化は、あらわれていない段階のデータです。JR2駅と阪急2駅の間にも差がついてきました。データは神戸市企画調整局。あさっての『おはよう』「市政をデータで読む」です。
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JRと阪急の駅乗降客数(単位:千人)
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2005年1月18日(火)の井上力
復興検証・英語版
市民による復興検証報告の英語版が、○○さんをはじめとするメンバーのご苦労で、きのうアップされました。日本語版にもリンクしています。
きょうから始まった国連防災世界会議を意識して、世界の人々に見ていただくためです。このページをご覧になった方は、ぜひ一人でも多くの方にご紹介ください。
きのうの神戸市主催の追悼式で某国会議長がなぜか、被災者支援法を読み間違えた、その国語力。首相の国語力もときどき茶化されています。震災復興検証を英語で発信できたことがとても嬉しいです。
2005年1月16日(日)の井上力
あと5年で18万人増やせるか
追悼・連帯・抗議の集い(河村宗治郎さんら主催)のシンポジウムの写真を追加しました。16日午後4時
大震災10年の明日、『おはよう新社会党です』は、その特集です。「グラフで市政を読む」は人口。復興計画では「2010年に170万人」というとんでもない目標を立てていました。それにあわせて空港や医療産業都市構想などの公共事業をするためです。
1月1日現在で、人口目標どおりに公共事業費は支出されてきましたが、人口は1,521,362人。あと5年で18万人も人口を増やせるでしょうか。国の人口が減り始めるというのに。空き家は住宅総数の12.7%もあります(2004年9月11日の井上力)から確かに「容量としての目安」(復興計画についての市の説明)は完成しているのですが。
震災で10万人以上も減少した人口が、回復して震災前を上回りました(昨年11月)。
一時は人口の半分が西区、北区、垂水区の3区に集中するという状態でしたが、最近では増える区(東灘、灘、中央、西、北)とその他の減る区が固定しています。『おはよう新社会党です』第378号より。
詳しくは灘総支部のサイトをご覧ください。
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おまけ(16日のシンポジウム)↓ |
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2005年1月14日(金)の井上力
きょうはフライデー
大震災10年。おかしなことがあるものです。某年某月某日。避難した住民を蹴散らして、あるいは重篤なけが人や高齢者に「またね」なんて言って市長をヘリコプターが運んでいく。これが神戸市危機管理マニュアルだとしたら・・・あのすばらしい初夢を見てから10日、起きて私はうなされました。
1月7日付『神戸新聞』がインタビューを掲載しました(小山優記者)。前神戸市長(現在、某外郭団体の理事長)によれば、「規定ではヘリコプターが迎えに来てくれることになっていた。場所も決まっていたが、ヘリが飛べなかった」んですって。
その「場所」と言えば高羽小学校か、寿公園か。今の市長なら御影北小学校でしょうか。そこには避難してくる住民はいないと想定されていたのでしょうか。ケガや病気で大至急運ぶ必要のある住民はその「場所」にはいないのでしょうか。そこにヘリが来ると分かっていれば大勢の人々がその「場所」に殺到するのではないでしょうか。そもそも消防局長はヘリコプターを、人命救助に優先して市長を迎えに行かせることができるのでしょうか。
優先順位をつけることほど難しいことはありません。「ヘリでないと救出できない市民より市長や幹部職員」?ついに神戸の「復興の10年」は、「住民の生活より空港」という優先順位が貫かれました。それでいて仮設住宅や復興住宅は抽選でした。
神戸市危機管理室によれば、当時、前市長が言うような規定はなかったそうです。今は地域防災計画のなかで、いろいろと(私から言えば不可解な)規定があります。
「住民の生活より空港」という優先順位の間違いを、写真入りで詳しく報じているのが、きょう発売の『フライデー』です。テレビ朝日系列の朝日放送テレビが、解説をしていました。「本当に神戸空港はおかしい」と。「井上力さんが映ってるよ」と電話をいただきました。
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きょう発売の『フライデー』 |
| 「読んでココ」で読ませましたので、以下、若干の間違いはあるかも知れません。写真週刊誌の紹介としては大失敗ですが、重いので省略します。 |
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11兆円。これは、阪神大震災から10年間の復興事業費として、国、県、市町が拠出した総額の推計である。だが、巨費がつぎ込まれたにもかかわらず、その使い道は、ほとんど検証されてこなかった。 「神戸市の場合で、震災関連事業費の累計額(国などが手がけた国道や高速道路、港湾を除く)は、2兆7625億円にもなります。特に復興基金(原資9000億円)を財源にするハコモノについては、決算が出ていません。おかしな話で、公にすると不都合なことがあるとしか思えません」(神戸市議会議員・井上力氏) ひとくちに「震災復興事業」といっても、その内容はさまさまだ。単なる復旧ではなく、競争力のある復興」(笹山幸俊市長・震災当時)の号令のもと、震災とはあまり関係ない公共事業までもが、「復興」に関連づけられ、強行された。 「被災した市民や中小企業に役立つ復興事業よりも、ムダなハコモノや、売れる見込みのない産業用地などの造成事業に多額のカネが使われました」(前出・井上氏) 阪神大震災から10年を迎えた神戸市内の「ムダ事業」を徹底取材した。 【神戸キメックセンタービル/総事業費約50億円】 大阪湾を埋め立てて、'96年に分譲を開始したポートアイランド2期分譲地(面積390ha)。そのランドマークとして市が'98年に完成させたオフィスピルである。高度情報化に対応した最先端ピルだが、ごらんのようにガラガラだ。特定事業(ファッションなど)は、国や市から賃料の補助があるが、それでも埋まっていない。 【神戸医療産業都市/現在までの事業費約755億円】 ボートアイランド2期の土地分譲が進まないため、神戸市が捻り出した打開策がこれ。「21世紀の健康、福祉、医療関連産業の振興を図るための拠点」という大看板を掲げ、先端医療センター(総事業費120億円)、メディカルビジネスサポートセンター(総事業費46億円)などのハコモノを造って医療関連企業や研究機関の参入を募ったが、苦戦か続いている。 【ムービング・ウォーク/総事業費24億円】 前出のキメックセンターピルや医療産業都市への最寄り駅は、神戸新交通ポートアイランド線(以下、ポートライナー)の市民広場駅。駅とピルの間を結ぶのが、全長800mもある動く歩道だ。完成は'98年。維持費だけで年間1億円もかかるというが、写真のとおりいつも閑散としている。 【ボートライナー延伸/総事業費560億円】 神戸空港へのアクセスとして延伸される新交通システム。中公園−神戸空港間の5.4Kmが、'05年度中に延伸・複線化される。三宮から空港まで所要時間は16分程 以上『週刊フライデー』1月28日号89ページより |
2005年1月12日(水)の井上力
フライデーされました?
14日発売の『フライデー』(28日号)をぜひ読んでください。大震災10年の神戸を取材した特集もあります。
出版界や新聞でがんばる多くの仲間に敬意を表しながら、ケータイバージョンをつくりました。あわはら富夫さん(iモード版)に触発されて。こちらもよろしく
2005年1月10日(月)の井上力
辺野古へ行ってきました
辺野古へ行ってきました。○○さんの準備、○○さんの計画、○○さんの指揮および料理、いずれもすばらしく、現地の皆さんにはことのほかお世話になりました。
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キャンプシュワブを隔てる鉄条網の前で |
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2005年1月6日(木)の井上力
またベクテルの独壇場
日記の日付が2004年のままだったのを、6日訂正しました
初夢(4日)はどうも逆夢だったようで、小泉首相は意気揚々とジャカルタに向かったようです。
私も明日から沖縄・辺野古で、9日に帰ってから『おはよう新社会党です』づくりをしますので、その準備で初夢のテーマを円グラフにしました。18日から神戸で国連防災会議ですが、日本という国は何と「自然災害に冷たく、アメリカにやさしい」国なのでしょう。
円グラフにした190億ドル、6日機種依存文字を訂正しました少なく見積もって2兆円です。実際には「カネで済ませる汚いヤツ」などとののしられ、円で決済したこともありました。それで円グラフという訳でもないのですが・・・。
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「小さな政府」をアメリカの教科書どおりにつくっていくと、こうなるという「戦費」と「自然災害からの復興」の関係を明白に示すグラフになりました。
すでにインド洋沿岸には、製薬会社を中心に米系企業が政府をはるかに上回る規模の拠出を表明しているそうです。
ところで、アメリカの教科書どおり「民間投資を促す復興」を神戸市幹部は10年間夢見てきました。「ポートアイランド2期を医療産業集積の地に」・・・果たして製薬企業が神戸を調査したときには、すでに伝染病流行の兆しもなく(もともとない!)、従って多国籍製薬企業は阪神淡路大震災に「うま味」を見いだせず、100ヘクタール近い用地は手つかずのままです。
日本が拠出したカネで米軍はクラスター爆弾をばらまき、復興と称して焼け跡に産業クラスターを形成するという筋書きを、日本は政府も自治体もきちんと読み取るべきではないでしょうか。
神戸市幹部は、世界の戦場で「成功した」ベクテルの報告書を鵜呑みにしたことが大失敗の始まりでした。借金と補助金のクラスターは巨大に成長しましたが、企業活動は始まりません。それは被災地が戦場ではないからです。ベクテルは被災地でも戦場でも大活躍のようですが。(関連の報告が「病院移転問題」にあります)
2005年1月4日(火)の井上力
初夢です
妙な初夢を見るもので、
これは当サイト内の神戸空港問題を扱うページのアイコンとして、今は著名なアニメーターにつくってもらった「アイコン」で、<imadoki.gif>と名づけられていますが、あのAOLのサイトなどで、image検索で検索できるのです。
これが正夢となったという初夢でした。
2つめの初夢は、神戸市長が「今後は福祉の充実のために全力を注ぎます」と神戸市のサイトから動画で市民にうったえている夢でした。これはなぜか最近毎年見る初夢です。
3つめの初夢は、インド洋の津波災害復興のため、日本が湾岸戦争で拠出した135億ドルのうち、米軍が戦費として使わなかった三分の一、つまり45億ドルを父親の代わりにブッシュが日本に返還すると言い、小泉首相が約束している5億ドルと合わせ、合計50億ドルが被災10か国に拠出されるという初夢でした。
加えて、新年に小泉首相が退陣した後、夢だから誰かははっきりしませんでしたが後任の首相が、自衛隊を改組して災害救助隊と国際災害救助隊を編成し、世界から日本が尊敬されているという夢でした。
この新首相は、10年たった被災地に9,000億円の基金をプレゼントすると表明し、神戸市長は急きょ、3,000億円を返済する予定で組んでいた予算案を組み替え作業中だということでした。
正夢にしたいです。
2005年1月1日(土)の井上力
謹賀新年
恒例、e年賀状です。今年もよろしくお願いいたします。
右下が空白になっているのは郵政公社版では風景画が入ったスペースです。「謹賀新年」に結構凝ったつもりです。
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