| 2008年5月の井上力 |
| アレイダ・ゲバラさんが来日 |
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日付 |
見出し |
| 5月31日(土) | GWはゴールデンウィークじゃない |
| 5月22日(木) | アレイダ・ゲバラさんの講演、超満員 |
| 5月15日(木) | 高齢者担当医、都市部では超低率 |
| 5月13日(火) | アレイダ・ゲバラさんが来神 |
| 5月1日(木) | 乗るたび負担とICカード化 |
2008年5月31日(土)の井上力
GWはゴールデンウィークじゃない
GWで心地よく聞こえるのはゴールデンウィーク、最近は原子力空母ジョージ・ワシントン、そしてグッドウィル。
グッドウィル・グループ・ホールディングス(GWG)とその周辺の動向を見ると、ますます成長する労働者派遣業と労働者派遣法について、政治と社会は、そろそろ結論を出すべき時にさしかかっているようです。
GWGとユナイテッド・テクノロジー・ホールディングス(UT)との間のチキンレースに、幕が下りるのかどうかは分かりません。この会社が再び折口雅博の影響下に置かれるのか、外資ファンドのもとで多国籍派遣資本へと「飛躍」するのか、あるいは元クリスタル・グループの経営者だったというW率いるUTと利益を分け合うことになるのか、はたまた両資本の共倒れか・・・。
日雇い派遣の自粛を「人材派遣協会」が誓ったと『朝日』が報じました。同紙が指摘しているように「派遣会社は全国に1万社程度あるとされ、実効性には限界」ばかりです。派遣労働者に頼って巨利を確保する巨大企業がある限り。以下は同協会のサイトより。
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2008年5月22日(木)の井上力
アレイダ・ゲバラさんの講演、超満員
ろっこう医療生協と清水さんが準備してきた「キューバの医療を神戸で聞く会」、受付前で約束した人々に前売り券を手渡すために30分前に駆けつけてみると、すでに人、人・・・。Hさん「350つくったプログラムがなくなった」。いつもお会いしている方々、若者が目立ち、懐かしい顔あり、思いがけない遠い人あり。
革命家のインパクトは40年を経てなお強く、その娘が、父も訪ねたことのある日本へやってきた。新聞各紙が「人」蘭に紹介しました。
若い娘が体じゅうに札束を膏薬で貼り付け、愛する人と出会った。妻と4人の子どもを残して革命家は旅に出た。妻は40年で初めて口を開いた。「世界の社会主義が次々に消滅する今、チェ・ゲバラなら、もう一度、新たな闘いを呼びかけるだろう」
アレイダ・ゲバラさんはそんな母の思いを、医療で世界を変えている今のキューバの姿を伝えた。
アレイダ・ゲバラさんはOさんが編集したパワーポイント(映画shickoの1シーンや原爆慰霊碑前のアレイダさん)を満足そうに見ていました。村上正治・理事長の講演があって、こちらは通訳不要の分、解説以上の役割を果たしました。
2008年5月15日(木)の井上力
高齢者担当医、都市部では超低率
各紙やNHKがきのう(14日)報じた後期高齢者医療制度の「高齢者担当医」申し出件数(4月14日現在)について、厚労省と総務省でつくる「長寿医療実施本部」が発表したとされているのですが、そのホームページ上にはありません。取材に答えたということでしょうか。
『毎日新聞』『東京新聞』『中日新聞』をそれぞれ見ると、青森県(0%)秋田県(1%)山形県(3%)愛知県(28%)三重県(40%)岐阜県(29%)静岡県(34%)滋賀県(7%)などです。50%を超したのは鹿児島県(86%)愛媛県(73%)長野県(55%)だけだったそうです。10%に届かなかったのは14府県とも。
兵庫県のデータが報道されていないので問い合わせました。広域連合は社会保険事務局を紹介してくれました。兵庫県は85医療機関で4%台、神戸市では12医療機関で2%を切っています。「14府県」に入っています。分母が少し頼りない・・・社会保険事務局から厚労省へ出されたデータが足し算されたはずなのに・・・。
すでに4月分の診療報酬請求は終わっており、正確なデータを公表してほしいものです。けさのチラシの「木曜コラム」でも触れましたが、こんなに主権者を愚弄する制度は廃止すべきです。
2008年5月13日(火)の井上力
アレイダ・ゲバラさんが来神
アレイダ・ゲバラさんが来週、灘区に来ます。ろっこう医療生協や健康道場サラ・シャンテなどが実行委員会をつくって「キューバの医療を神戸で聞く会」を開きます。アレイダ・ゲバラの父、あのチェ・ゲバラの生誕80年、キューバ革命50周年で、招聘委員会の招きで来日し、東京、大阪、広島、沖縄などをめぐります。
父ゲバラを語り、世界革命を語り、キューバと中南米の社会主義を語る2時間に注目です。余談ですが24日から神戸で行われるG8環境大臣会合には、同じカリブ海の英連邦アンティグア・バーブーダ(人口7.4万人)が参加します。キューバと違って日本などから多額のODAが贈られています。モルディブやツバルではないのが奇異に感じます。キューバはグローバリズム下の経済封鎖を克服して健康大国・医師輸出国になりました。
5月10日の『東京新聞』は、来日予定を次のように報じています。
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原田の森ギャラリー(旧兵庫県立近代美術館)への最寄り駅は、阪急王子公園およびJR灘。以下はチラシより。
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2008年5月1日(木)の井上力
乗るたび負担とICカード化
神戸市が「実証実験中」の全国に先駆けて、ICカードの実用化に乗り出します。『広報こうべ』5月号とホームページ上に、敬老優待乗車証のICカード化を宣言しています。
対象70歳以上は変わらず。他都市の先例のようにカードの有償交付ではなく、「乗るたび負担」と「ICカードの実用化」が特徴です。10月から2年間、バスは乗るたび50円、地下鉄とポートライナー・六甲ライナーは小児運賃の半額。低所得者には年間150回分を交付、など。定期購入者には小児運賃の半額ではなく、各定期券販売価格の半額。
乗るたび負担(利用者負担額)の方法について、以下のように示しています。
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利用者負担額は、新しい敬老パス(ICカード)によって支払うことになります。
新しい敬老パスは、これまでのものと異なり、ICカードになっています。 バスなどに乗る前に、駅などで、新しい敬老パスにお金を入金(チャージ)してください。利用者負担額の支払いは、予めお金を入金した敬老パスをバスの読取機や地下鉄等の自動改札機に1秒程度当ててください。「ピッ」と音がすると、敬老パスに入金されている金額から料金が自動的に引き去られ、支払いが完了します。 但し、神鉄バス・山陽バスについては、バスの読取機が設置されるまでの間、降車時にカードを提示し、現金で支払っていただくことになります。 ※新しい敬老パスは9月16日から区役所で交付する予定です。神戸市のホームページより |
「駅などで」の詳細は準備中だとされていますが、地下鉄やポートライナーなどの駅の他、阪急、阪神、JRの各駅の券売機や、期間限定で(最初のカード交付時)各区役所にチャージ(入金)できる機械を設置することも検討されているようです。バスの車内についても検討中のようです。上記のように当分、神鉄と山陽ではICカードが単なるプラスティックのカードです。
2年後までバスなどの利用者数の激減が緩和されました。激「変」緩和というより激「減」緩和策です。2年後からは利用者激減です。
(1)乗り控えのため高齢者の外出が減り、小売店販売額は減ります。医療機関の通院回数と文化活動参加者が減ります。バスに乗らずに歩いて健康に、というのは一部に限定されます。
(2)乗るたび負担で利用者が減少することと、これまでの無料から@50円となって事業者が得る増収、読み取り機やシャージ機への投資など、それぞれ増減があり、利用者の確保できる場所と時間をバスや電車は走るようになります。深刻な影響は2年後からです。
(3)市の税金35億円は、福祉乗車制度と@150回分の助成にあてる分を除いて、乗客数に比例して各会社や交通局に「配分」されます。従来、運行にかかる経費と運賃収入の差を埋める(補てん)ために出されていた補助金が、利用者が多ければ多いほど市からの「補助金」も多く出すという方式になります。ベイシャトルへの補助金は、補てん方式です。
(4)公営の市バスは営利主義となり、民営バスには市場原理主義による淘汰が迫ります。
電子マネーを、まず高齢者から実用化という神戸市の計画は混乱と怒りを掻きたてることになりそうです。慣れた頃、JRと私鉄でも同じカードを使えるようにという要望がでてくるでしょう。買い物もそのカードででき、買い物すればポイント加算をしたいという大規模店も現れるでしょう。最後まで慣れることのできない人はどれくらいあるでしょうか。区役所内へのチャージ機の設置は、公の施設内での営利事業とならないか、検証が必要です。条例化されていないという欠陥も顕著です。