| 事務連絡 平成21年4月26日 |
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都道府県 政令市 特別区 |
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新型インフルエンザ担当部(局) 御中 |
厚生労働省健康局結核感染症課
ブタインフルエンザに対する対応について
今般、保健所等における相談のため、以下の参考資料をお送りいたしますので、ご活用いただくとともに、関係機関等への周知をお願いいたします。
以下省略=引用者、赤字も同、以下同
| 2009年6月の井上力 |
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6月26日(金) |
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6月23日(火) |
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6月8日(月) |
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2009年6月26日(金)の井上力
雇用調整助成金の遡及適用
雇用調整助成金のインフルエンザ休業への適用について、5月18日の要望への「回答」を受け取るため、原和美・県本部委員長といっしょにきのう兵庫労働局を訪ねましたが、空振りに終わり、かわってきょう厚生労働省が午後2時に記者会見を行いました。
「与党プロジェクトチーム」の「大活躍」だそうです。感染症新法や政府行動計画との関係を調整するなど、課題は残るようですが・・・。関連のページはここを。小さいけれど原和美さんのポイントだと思います。
申し出は7月31日までと後ろが区切られ、その後には「秋以降の第二波」が待ちます。「インフルエンザの1週間」を検証し、ワクチンへの公費助成、保健所の再構築、感染症新法の改正へ。一人でも多くの方々から苦労話をお聞きしたいと思っています。
2009年6月23日(火)の井上力
インフル禍1か月
けさの『神戸新聞』は、ウイルスの「変異」の可能性を示唆する「混合感染」を報じています。これまでの国や自治体の対策や説明は「外からやってくるウイルス」一辺倒でした。ちょうど「パソコンを、プロバイダーを通して進入するウイルスから守りたい」という心理そのままに。対処方針がだされ、緊急事態が宣言された5月16日からの1週間、そして「(緊急事態が22日に)解除されていました」宣言は5月25日、そして「ひとまず安心宣言」は28日。
ろっこう医療生協が「インフルエンザ班会」を開きます。ろっこう医療生協は『Q&A』をだしています。あわせて日本感染症学会の緊急提言が「正鵠を射ている」とは、吉田俊弘さんの見解です。
インフルエンザ班会にも参加しながら、インフルエンザについて「手記」を募っています。Kさんの「家庭保育所」(共同保育)経験をはじめ、人々が1週間をどう過ごしたか、何を考えたか、今ふりかえってどうか。
昨晩ある居酒屋に行きましたが、おかみは「客足戻らず」とおっしゃっていました。20日の『神戸新聞』は「5月16日に遡って雇用調整助成金を適用。週明けから調整。減収5%以上を条件に。申請は7月31日まで」と伝えています。原和美・新社会党兵庫県本部委員長が兵庫労働局を介して厚労大臣に出した要望が日の目を見そうです。
『新社会兵庫』の「私の主張」(6月23日号)に以下を投稿しました。
*** * ***
「国家の危機管理上重大な課題」であるという政府の認識は今も続いています。危機管理。戦争国家のアメリカではFIMA(連邦危機管理庁)やCDC(疾病予防管理センター)という常設の機関があります。日本では旧法を糾合して感染症新法ができました。バイオテロ対策の要素も加わり、結核予防法もこれに糾合されました。超法規・脱憲法がさりげなく「行動計画」(本年2月最終改訂)として、「新型インフルエンザ及び鳥インフルエンザに関する関係省庁対策会議」がまとめ、「対処方針」が閣議決定されました。自治体でもそれぞれ危機管理マニュアルは、常備されています。兵庫県では知事が「緊急事態」を宣言し、神戸市では保健福祉局長が陣頭に立ちました。危機に際して議会はノーチェックで統治を承認するのが「国家」です。WHO(世界保健機関)は6月11日、警戒レベルを最大の「6」に引き上げました。
土曜日でした。5月16日、朝8時30分のNHKは「神戸市中央区、灘区、東灘区、および芦屋市の学校・幼稚園の休校・休園、保育所、それにデイサービスなどの高齢者通所施設を休所、さらに民間の同種、学校や施設にも要請」と伝えました。9時20分I保育所では、すでに子どもを預けていた保護者が急ぎ足で迎えに戻る姿がありました。作業所も学童保育も病児保育所も認可外保育園も。妊娠中の教員も家庭訪問に駆り出されたてん末は新社会党大会で報告されたとおりです。集会の中止命令は出ませんでしたが自粛が要請されました。美術館は休み、開けた動物園にも人がいません。商店街から人が消え、夜の居酒屋はもちろん飲食店の客はまばら、地域福祉センターは閉まり、喫茶店にも医療機関にさえ人が来ません。やがて街を2人ひと組で巡回する警察官の姿が目立ち始めました。
静かな空間が神戸から阪神間、大阪へと広がりました。製鉄会社本社のある阪神岩屋駅前でいち早くマスク着用率が高くなり、電車内100%、駅構内から駅周辺、やがて街全体が「着用率90%」になりました。
「インフルエンザの1週間」をどう過ごしましたか?以下は、数家族で5日間の「共同保育」をしたある女性の手記の一節です。・・・今回は実家に預けてなんとかしのげる人たちも、もし閉鎖が延長になれば次週は参加するとのこと。子どもたちはお弁当と水筒持参、万が一インフルに感染しても恨みっこなし。お弁当のおかずはお互いに羨ましがったりしないように共通の具にすることも決めました。そして閉鎖の一週間、子どもたちはとても楽しんで、親たちも仕事の調整や家庭保育所は大変な面もありましたが、友達のありがたさを本当に実感でき信頼関係も深まりました。けれどもママ友達のなかには有休がなく母子家庭なのに収入減の人も。・・・
観光関連産業の資本を中心に、補償を求める声は素早いものでした。労働者と知識人は沈黙しているように見えます。医療・福祉関係者は仕事に忙殺され情報収集に忙殺され、命を救う任務に没頭しました。既報のように3日めの18日、原和美・新社会党兵庫県本部委員長は、兵庫労働局に厚労大臣宛の要望を持って走りました。
第一歩は、前述の手記にあるような「声」を無数に集め、知識・見識を科学的に究めようという人々の共同研究と討議です。秋に備えて、ろっこう医療生協は「ワクチンを小中高校生、幼い子どもたちに、若者に。その公費助成を」という声を上げます。これ以上縮小しようのないほど保健所が減り、小さくなっています。「公衆衛生の向上及び増進に努め」(憲法25条2項)るための保健所の再構築が2つめの目標です。第三に、「秩序と公益」の感染症新法から、「公共の福祉」の公衆衛生への転換、法改正です。
2009年6月20日(土)の井上力
佐々木康哲さん1年
きょうは佐々木康哲さんの命日です。佐々木康哲さん、ちょうど一年ですね。天国の居心地はいかがですか?この世ではアメリカの大統領が代わり、日本では首相の代わりがいなくて混沌としています。天国には政治も経済も、自然科学も、従って宗教や哲学もないそうですから、あなたはきっと退屈しているだろうと拝察します。退屈だとか多忙だとかいう感情から解放されて一年ですよね。代わりに芥川龍之介や太宰治、ドストエフスキー、いやいや食うために物を書く必要もなく、文字どおり無数の文豪が揃って、読書三昧だそうですね。あなたも文豪の一人として、病から解放された喜びに満ちて、素晴らしい「人生」を謳歌しておられるのではないかと思います。読書と言っても、言葉の壁がないだけではなく、他の生物(もと生物というべきか)との間でも意思が通じ合う世界ですから、さぞかし24時間365日、お互いを分かり合える、まさに共生の読書生活を送っておられるのではないでしょうか。
あなたが逝ったあと、1929年以来という金融恐慌、そして自動車産業を中心に極度の過剰生産恐慌とその後、長期の世界同時不況を経験しています。われわれは簡単にそちらのことを「あの世」と言いますが、そちらから見て「あの世」は、どのように見えているのでしょうか。
たぶん見えないから「この世」「あの世」なのだと思いつつ、1年たって、とても懐かしく佐々木康哲さんを思い出したところです。読書と言っても紙も印刷も要らず、言語も要らないので、当然インターネットも要りませんね。
ところであなたの「日記」は、大和田さんの手で今も維持されています。この際、大和田さんを介して、そちらから見た「あの世」について思うことを、表現してみてはいかがでしょう?叶わぬ願いと知りながら、一年遅れの弔辞といたします。
2009年6月17日(水)の井上力
じゃがいも今年も尾上さんのお陰です
日曜日に恒例となったジャガイモの収穫に行ってきました。たつの市御津町でお世話をしていただく尾上勝さんは3月に体調を崩されたそうですが、後遺症もなく、アドバイスをいただきました。写真は昼食の新舞子荘、玄関です。前列真ん中が私です。
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ジャガイモ料理は過去最長記録が10日間、参加者に紹介したメニューは次のとおり。
・みそ汁・サラダ・グラタン・肉じゃが・じゃがバタ・豚肉とジャガイモのソテー・揚げジャガのそぼろ煮・フライ・串カツ・フライドポテト・ドイツの主食風・ポタージュ・ジャガイモといんげんの和え物・キンピラ・すいとん風・チーズ包み揚げ
2009年6月16日(火)の井上力
見通し=数か月と数年間
きのうの朝、阪急王子公園駅での早朝行動でうったえたことは「自民党政権、最長あと4か月」(たとえば9月9日に国会が開かれていて、解散というケース。あまり現実的ではありません)でした。麻生首相は「自民党最後の首相」になります。これまで自民党総裁で首相をしたことがないのは河野洋平・衆議院議長だけでしたが、これからどんどん誕生します。
各社・通信社の世論調査がでました。
小選挙区比例代表並立制の選挙も、今回で5度目です。この選挙制度がどんな弊害を生み、欠陥がどう明らかになったのか、市民・有権者の手で検証する必要があります。きのうの『おはよう新社会党です』のデータなどを入れる「囲み」に、次のように書きました。
●1993(H.5)年8月9日から'94(H.6)年6月30日まで(細川内閣、羽田内閣)の1年ちかく、自民党が下野しましたがすぐ政権に戻りました
●自民党政権は1955年以来、54年間
●'96年から衆議院の選挙制度は小選挙区比例代表並立制になりました。「派閥解消」「カネのかからない選挙」と言われましたが、その後たった4回の選挙で世襲議員が激増し、企業・団体献金もなくなりません。国会議員の「質の劣化」が指摘されます
●'05年9月11日の総選挙は郵政民営化法案が参議院で否決されたことを受け「郵政選挙」と銘打って行われました。480議席中、自公で327議席
●'07年の参院選では自公が過半数を割りました。首相は4年で4人目
ふたたび「政界再編」の数年間をこれから経験していくことになります。
2009年6月15日(月)の井上力
サル出没?ヒト出没?
きのう、鶴甲団地にサルが2頭現れ、ちょうど熟れていたビワの実をすべて食べ、20分ほどで「帰って行った」そうです。この棟では目撃情報は初めてです。目撃者は90歳の私の母です。「怖かったので、窓を全部閉め様子を見た」「毛並みがきれいで、どこかで飼われている猿かも知れない」「20分ほどで西の方へ帰って行った」・・・。灘区役所に情報として伝えておきました。
動物の話題が続きます。豚、鳥、パンダ・・・。
神戸市には「いのしし条例」があります。最近、いのししは減りました。そして条例はありませんがアライグマについて、予算措置が行われています。
アライグマについて、市のホームページでは次のように広報されています。
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2005年6月に特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律が施行され、特定外来生物に指定されたアライグマを野外へ放つことが厳しく禁止されるとともに、飼育・販売・輸入も原則として禁止されました。 また、地方公共団体が「防除実施計画」を策定して、野生化しているアライグマを捕獲・処分するなど防除を実施できることになりました。そのため、神戸市では、兵庫県アライグマ防除指針(2006年6月策定)に基づき、「神戸市アライグマ防除実施計画」を2006年12月に策定しました。 |
サルについては、法はもちろん、条例も実施計画もありません。市(灘区)のホームページではサルについて次のように情報を出しています。
サルにご注意ください!区内で、サルが出没しています。もしも出会ったときや、近くで出ているときは、次のことにご注意ください。 (1)サルにえさを与えない・見せない 生ゴミなど、食物となるようなものは、できるだけ外に置かない (2)サルに近づかない手を出すと、咬まれたり引っかかれたりする恐れがあります(3)戸締まりをきちんとする
二階の窓からも家屋の中に侵入することもあるので、十分注意する
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ビワの実の強い臭いにひかれてやってきたものと思われます。臭いが届く距離がすでに「生活圏」となっているようです。これは出没というより、かれらが元々住んでいた場所が40年前、団地になったということのようです。
これもサル若者興ずフットサル。あれもサル役所の仕事コンサルに。サルづくしユニバーサルなデザインを。
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先週木曜の「原和美/くらしと平和を語る」は以下のとおりでした。
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原和美/くらしと平和を語る(36) |
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産地やつくる人の顔が見える中学給食を |
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原 和美 神戸と同じ業者弁当になるかもって言われています。これまでは中学校給食を実施しない理由として、好き嫌いや体格の差、アレルギー対策など教育委員会は理由を並べて、だから家から弁当を、って言ってきたのに・・・。――業者弁当の食べ残しとか実態を調べたいですね。「選択」って聞こえはいいけど、家から弁当か業者弁当かでは選択と言えるほどじゃないですね。 原 和美 ぜいたくって言われるかも知れませんが、カフェテラス方式とか、やっている自治体もあります。主食、副食、主菜、副菜それぞれ選べるようにして。お皿に盛る際、それこそ食育ですから先生が「お野菜もう少し多い目に」って声をかけたりするらしいです。中学校給食があると朝、ご飯を食べてくる子が増えたっていうデータもあります。――それが本当の選択ですね。 原 和美 神戸は農産物も豊富です。さかなもたくさん獲れます。産地やつくる人の顔が見える、そして想像できます。「食」の学習ですよね。 |
2009年6月8日(月)の井上力
「豚インフルエンザ」の方が正確
けさの『朝日新聞』神戸版が「検証インタビュー」の続編?「WHO神戸センター所長のジェイコブ・クマレサンさん」を「教訓を世界に伝えて」と題して載せています。
次のような興味深い「回答」をしています。
| ――感染状況が異なるのは社会の違いに関係するのか。 |
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日本の医療は進歩しているが、日本では最初から症状の軽いケースが多かったことが幸いした。 政府や自治体の要請には従う、という文化的な側面もあるのではないか。90%の人がマスクをつけ、熱があったときは指示通り発熱外来に行く。催しをやめる、学校を休校すると言っても文句は出なかった。 |
WHOは4月30日、ジュネーブで「豚インフルエンザ」という表現をやめ、「インフルエンザA(H1N1)型」とすると発表しました。
「文句のでなかった日本」の新聞社は、WHOと反対に、たとえば『朝日』は「新型の豚インフルエンザ」、『読売』は「新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)」と書いています(他紙を調べていません)。実はこの方が正確なのです。
政府は4月26日、次のような事務連絡を出しました。
厚生労働省健康局結核感染症課 ブタインフルエンザに対する対応について
今回のメキシコと米国の一部におけるブタインフルエンザ事例に対応し、WHOの緊急委員会の会合が開催されました。それを受けて、WHOは、現在の状況を「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態」であると位置づけました。
今般、保健所等における相談のため、以下の参考資料をお送りいたしますので、ご活用いただくとともに、関係機関等への周知をお願いいたします。 以下省略=引用者、赤字も同、以下同 |
ジュネーブでWHOがフェーズ4を宣言し、日本では政府が4月28日午前5時50分、次の文書を出しました。
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本日(4月28日)5時50分、 豚インフルエンザ発生に関し設置中の官邸連絡室を、新型インフルエンザの発生に関する官邸対策室に改組した。また、 新型インフルエンザの発生に関し、7時に会合を行うべく、緊急参集チームを召集した。 |
つづいて同日午前8時には次のようになりました。
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本日(4月28日)8時00分、 新型インフルエンザの発生に関し、内閣に、内閣総理大臣を本部長とする新型インフルエンザ対策本部を設置した。 |
いずれも、WHOの発表前です。以後、テレビなどから「豚」は消え「新型」一色となりました。厚労省の報道発表資料はWHOの言ったとおり「新型インフルエンザ(インフルエンザA/H1N1)」と表現されています。
WHOがフェーズ5を宣言したのは、日本時間4月30日の未明です。
『朝日』『読売』などの豚インフルエンザという表現が、「H5N1新型鳥インフルエンザ=」と「H1N1新型豚インフルエンザ」を区別する意味で正確です。
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先週の「原和美/くらしと平和を語る」は以下のとおり。
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原和美/くらしと平和を語る(35) |
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若い父母の皆さんといっしょに声あげる |
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原 和美 中学校は生徒数が多く、小学校のように給食が始められなかったという経過は分かりますけどね。生徒数が減っても始まらなかったし、小学校の一部ではセンター方式っていう共同調理場化をしてきましたね。効率化と子どもの発育をてんびんにかけて、効率化ばかり進めてきたんですね。――学校給食法には「効率」とか「合理的」とかいうことばはないのにね。 原 和美 そうです。ただ「義務教育諸学校の設置者」に責任を押しつけ、国は予算で実質的に学校給食ができないようにコントロールしてきたんです。栄養士の資格を持った栄養教諭の人件費負担も、減らそう、減らそうと・・・。――中学校給食実現へ、作戦はありますか? 原 和美 先日もお子さんが保育所の若い女性が「私が子どものときに母がしていた学校給食の運動、今も未解決」って。不況、そして若い人の暮らしにくい時代、「食育」の時代、若い父母が声を上げる時代です。私といっしょに。 |