2011年7月の井上力

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7月30日(土) 国会は何をやっているのか!
7月29日(金) プルサーマルありきシンポジウム
7月28日(木) 地震は止められないが原発は止められる
7月25日(月) 岩波新書『原発を終わらせる』
7月21日(木) 福島から111世帯・320人
7月12日(火) 節電かまたは原発動かすか
7月8日(金) DVDお貸しします
   

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2011年7月30日(土)の井上力
国会は何をやっているのか!

さよなら原発神戸ネットワークのメーリングリストで、27日の衆議院厚生労働委員会の参考人質疑 が紹介されています。9月11日にメリケンパークで大規模なイベントを準備するMLです。

「7万人が住まいを失ってさまよっているときに国会はいったい何をやっているのですか!以上です」まさに、僕らが、たぶん大多数の国民が叫びたいことだったと思う。(北川さん)

児玉龍彦さん(東京大学先端科学技術研究センター教授)・東京大学アイソトープ総合センター長が、怒っています。冷静に提案しておられます。16分あまりです。ぜひご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=eubj2tmb86M

 

質疑を6人の委員がしています。衆議院TVの目次は以下のとおりです。他の方の発言部分はリンクを外しました。悪しからず。

説明・質疑者等(発言順): 開始時間 所要時間
 牧義夫(厚生労働委員長)  9時 01分  02分
 明石真言(参考人 独立行政法人放射線医学総合研究所理事 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会放射性物質対策部会委員)  9時 03分  12分
 唐木英明(参考人 日本学術会議副会長 東京大学名誉教授)  9時 15分  14分
 長瀧重信(参考人 長崎大学名誉教授)  9時 29分  16分
 沢田昭二(参考人 名古屋大学名誉教授)  9時 45分  15分
 児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)
・・・衆議院TVへ(引用者)
 10時 00分  16分
 今中哲二(参考人 京都大学原子炉実験所助教)  10時 16分  16分
 山口和之(民主党・無所属クラブ)  10時 32分  21分
 吉野正芳(自由民主党・無所属の会)  10時 53分  20分
 坂口力(公明党)  11時 13分  21分
 高橋千鶴子(日本共産党)  11時 34分  21分
 阿部知子(社会民主党・市民連合)  11時 55分  22分
 柿澤未途(みんなの党)  12時 17分  25分

児玉教授の熱弁に、次の参考人、今中哲二さんが冒頭触れています。下は、委員の質問に対する児玉教授の答弁部分を編集している(ありがとうございます)約23分です。

http://www.youtube.com/watch?v=LunV27H3oW8

 

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2011年7月29日(金)の井上力
プルサーマルありきシンポジウム

原発はあってはならないことだらけ−−来週月曜の川柳ができました。

『毎日新聞』夕刊トップは<原発シンポ・保安院がやらせ依頼・中部電に「賛成派動員を」>と言う見出しです。きょう中部電力が記者会見で経産省への報告書を読み上げ、4年前のプルサーマル・シンポジウムに、保安院から動員と「やらせ質問」が依頼されていたことを明かしました。きょう2度にわたって行われた保安院の記者会見(ニコ動を長く見ました)で森山防災監(例の西山さんの後継者)が記者の質問にさらされ、「何も答えません」でした。森山課長(当時)は07年8月26日のシンポジウムの出席者です。「第三者委員会」で調査するそうです。公務員を選び、また罷免する権利は今やこの国では、国民でも首相でもなく第三者委員会にあるようです。

原子力安全保安院のホームページで、関連する場所は以下のとおりです。
http://www.nisa.meti.go.jp/koho/symposium/pluthermal/index_pul.html

プルサーマル発電を行っているのは、玄海3号機、伊方3号機、高浜3号機、そして爆発した福島第一3号機です。中部電力と四国電力だけが「要請」を受けたのでしょうか。一般に、電力会社は要請がなくても自主的に動員し、質問者をつくっていたのではないでしょうか。わが関西電力・高浜3号機についてはシンポジウムさえ開催されていません。佐藤栄佐久・元福島県知事の辞職は'06年9月で、プルサーマルについての世論が急速に萎みました。

四国電力の伊方3号機については、06年6月4日です。
http://www.nisa.meti.go.jp/koho/symposium/pluthermal/ikata060604.html

中部電力の浜岡4号機については、
http://www.nisa.meti.go.jp/koho/symposium/pluthermal/shizuoka070826.html

九州電力の玄海3号機については、シンポジウム(05年10月2日)の「議事録」と称するものには次のような質疑答弁があります。フクシマの事故を受けて、やっと「独立」だそうですが・・・。保安院と推進機関が一体だからこそ起きた動員や「やらせ」。

○質問  国際原子力機関(IAEA)も指摘するように、保安院は推進機関から完全に独立するべきではないでしょうか。
○佐藤  これまで国際原子力機関(IAEA)によるチェックが2回ほど行われましたが、我々の規制体制について問題であるというような指摘は受けていません。

中電の浜岡4号機のシンポジウムは、震度6強(柏崎)ながら1,699ガルの中越沖地震(07年7月16日)直後でした。安倍晋三首相(当時)がヘリで原発へ飛んで大騒ぎでした。

旧運輸省が'96年12月に神戸で行った「神戸空港の設置に関する公聴会」を思い出しました。

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2011年7月28日(木)の井上力
地震は止められないが原発は止められる

なだ・平和のための木曜行動に載せている「東電フクシマこの1週間」、けさのチラシには以下のように書きました。地元の話題を上に並べ替えています。

東電フクシマ原発 この1週間

429号/7月28日

兵庫県の発表(25日)では、登録している神戸への避難者数は186世帯、478人で、うち福島県からは109世帯、311人
22日私学会館で「さようなら原発1000万人アクション兵庫県実行委員会」結成
石橋克彦・神戸大名誉教授編の岩波新書『原発を終わらせる』が書店に。氏は'94年に『大地動乱の時代』、'97年に「原発震災−破局を避けるために」を発表、「地震は止められないが原発は止められる」と警鐘(新書発行日は20日)
東京労働安全センターは、情報公開請求して、福島第一原発の作業員1,600人が50ミリシーベルト超の被曝をする想定であることを、4月25日に原子力安全保安院(経産省)から厚生労働省が文書で伝えられていたことを、26日明らかにした。電離則(電離放射線障害防止規則)は基本原則として第一条に「事業者は、労働者が電離放射線を受けることをできるだけ少なくするように努めなければならない」としており、厚労省が黙認?し、結果的に政府ぐるみで違法の作業環境を1,600人もの労働者に命じていた?
汚染わらを飼料として与えられていた肉牛は東北6県で1,871頭(『河北新報』)、農水省は汚染牛を1頭5万円で業界団体が買い取る方針。全国の精肉店、焼き肉店で売り上げ減少が深刻になっているが、賠償請求の道は閉ざされている
福島第一原発40年に際し、3月に結成する予定だった「ハイロアクション福島」。18日、福島県いわき市の小名浜市民会館で、シンポジウム「ふくしま原発40年とわたしたちの未来〜原発震災の渦中から〜」を開催。うのさえこ委員長が500人を前に「ハイロアクションふくしま宣言」

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2011年7月25日(月)の井上力
岩波新書『原発を終わらせる』

石橋克彦教授が編まれた岩波新書『原発を終わらせる』を読みました。石橋教授は短く、しかし知りたかったことを明快に。4年前の中越沖地震は東京電力を脱原発に向かわせて当然の、破壊力でした。まだ神戸大の都市安全研究センターにおられ、お留守の研究室を訪ねました。「柏崎刈羽原発1号機が経験した1699ガル」と新書のなかで書いておられます。ほとんどの原発が600ガルとか450ガルに備えているのみという寒い国の姿。先生は「地震を止めることはできないが、原発を止めることはできる」です。

東電福島第一原発がどうなっているのかは、100日たっても実は明らかになっていません。スリーマイル島は10年後に原子炉の蓋が開けられました。松本純一・東電立地副本部長が記者会見で「中を見た訳じゃないので分かりません」と声を荒げた記者会見がありました。誰も見ていない、見えていないのに「地震に勝ったが津波にやられた」とする工程表と政府の(ICR Pの)放射線防護策が、そしてストレステストで原発再稼働方針が先行しています。恥ずかしいですがICRPを間違っていて訂正しました。International Commission on Radiological Protectionです。26日

週末に10冊買ったのですが、手元は1冊のみとなり、追加して学習会をしたいと思っています。

話題になっている老朽原発の問題を、井野博満教授が書いておられます。安全保安院のパブリックコメントに意見を出し、誠に失礼千万としか言いようのない政府の対応、そして九州電力がだした資料は、原子炉圧力容器の鋼材にバラツキがあり、製造ミスだと指摘する記事は、きのうの『毎日』

次のようなメールを私も関電に送りました。

岩波新書『原発を終わらせる』に井野博満先生が、圧力容器の中性子照射脆化が進んでいる原子炉として、美浜1号・2号、大飯2号、高浜1号をあげて「廃炉にすべき」であると述べています。

100キロ前後の場所に住む者として、心配です。

ところが貴社は、中性子照射脆化について(公表されている限りでは)検証せず、脆性遷移温度についての資料も(ホームページ上には見たところ)公表せず、先般、美浜2号機を40年を超えて運転することを表明しました。

保安院と安全委員会の威信は地に墜ちており、直接、関西一円の住民や利用者に対し、真摯な態度で、老朽原発がなぜ安全なのかを説明すべきです。

運転延長についての申請内容と、井野教授が指摘されたことへの回答を、公表しホームページにアップされるよう要望します。

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2011年7月21日(木)の井上力
福島から111世帯・320人

福島の子どもたちをサマーキャンプに招こうという企画が、神戸市内、私の知っている範囲でも、いくつかの団体の手で進められています。このような企画への希望者が多く、あるいは登録されている避難先として神戸が選ばれていることは、誇りです。

『なだ・平和のための木曜行動』に、「東電フクシマ原発 この1週間」という以下のようなコーナーをつくっています。そのなかに被災地から神戸へ避難している(兵庫県の発表)人の数を紹介しています。最新のデータは<111世帯、320人>です。

東電フクシマ原発 この1週間

東電フクシマ原発 この1週間

東電フクシマ原発 この1週間

426号/7月7日

427号/7月14日

428号/7月21日

兵庫県の発表(4日)では、登録している神戸への避難者数は185世帯、471人で、うち福島県からは106世帯、303人 兵庫県の発表(11日)では、登録している神戸への避難者数は182世帯、467人で、うち福島県からは107世帯、306人 兵庫県の発表(19日)では、登録している神戸への避難者数は188世帯、487人で、うち福島県からは111世帯、320人
原子力安全保安院「原発で作業し、熱中症で倒れた労働者は7月3日までに17人」(3日)「6日の午前中に2人」(6日) 菅首相、記者会見で「脱・原発依存」(将来的には原発なくてもやっていける社会」。「古い炉から廃炉に」と言うも、数値目標はださず。点検中の原子炉再稼働については「ありえる」。昨年7月閣議決定の「原発に53%依存する大増設」は白紙に。節電より「埋蔵電力」活用を(13日) 東電では事故収束の工程表ステップ1が終わり、ステップ2が始まった(19日)。目標を「冠水」から「安定的な冷却」へ変更、さらにステップ2の目標は「冷温停止」(圧力容器の底部が100度以下で、原子炉からの放射性物質の放出による敷地境界での被曝線量が年間1ミリシーベルト以下)。格納容器の密閉は断念。ステップ2終了後の3年間を「中期的課題」とし、プールから使用済み燃料の取り出し開始や、遮水壁を建設。政府の「工程表ステップ2」は、子どものがん検診など
海江田・経済産業大臣は九州電力玄海原発(佐賀県)2、3号機など運転停止中の原発の再稼働問題で、「原発の安全検査を追加し、これからはEUで行われているストレス(耐性)・テストを行う」(6日) 関西電力と兵庫県は節電を広報(12日)。15%と10%、チェックリストは9項目と11項目。兵庫県は冷蔵庫やLED電球買い換えを推奨
六甲での講演に先だって神戸大の山内知也教授が、福島市内の4カ所で土壌を採取し分析。「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」などの依頼。避難の対象区域外なのに、放射性物質がいずれも法令で定める基準(1キロあたり1万ベクレル)を超え、チェルノブイリ原発事故での強制移住の基準を超えたところもあった。計測値は土1キログラムあたり約1万6千〜4万6千ベクレル(6月30日 関西電力は大飯1号機の調整(営業)運転を4か月継続(通例は1か月)。原子力安全委員会の助言で保安院が口頭注意。「13か月に1回の定期検査」という法令違反の疑い。北電泊原発3号機も同じ(11日) 菅首相は、13日の記者会見で宣言した「脱・原発依存」は、15日の閣僚懇談会で「個人の考え」とした
福島の6〜16歳の男女10人から尿を採取。フランスの放射線測定機関「アクロ研究所」で検査した結果、全員の尿からセシウム、つまり内部被曝。班目春樹・安全委員長は「数値は十分低い」(1日) 牛肉から基準大幅超のセシウム。飼料のワラからセシウム、基準の56倍(11日) 汚染わらを飼料として与えられていた肉牛が大量に出荷されていた問題が、全国化、西宮にも192頭。政府は福島県内全域を肉牛出荷停止。家畜改良センターがネットでおこなう個体識別番号検索がパンク状態に(19日)。兵庫県知事は「基本的に私達としては回収をベースにさせていただく」(19日の定例会見)
6月28、29日、電力会社の株主総会大荒れ。関電筆頭株主の大阪市長が再生可能エネルギーを力説。東電・勝俣会長再任の不同意は16.01%(発表は5日) 福島第一原発事故の要因になった長時間の全交流電源喪失(SBO)について、原子力安全委員会のワーキンググループ(WG)が1993年、炉心損傷を招く可能性があると認めながら、「考慮する必要はない」とした国の安全設計審査指針を追認する報告書を出していた(13日東京新聞)。WGメンバーに東電と関電 関西電力は大飯1号機を4か月も検査を受けず調整運転をしていたが、16日、緊急炉心冷却系が故障、運転停止。あらためて節電を政府が呼びかけている

 

1日、川俣町(飯舘村の西に位置し、計画的避難区域)で一時帰宅中の女性が焼身自殺。報道された範囲で原発事故が原因と見られる自殺は3人目 6月末、福島県南相馬市の93歳女性「お墓に避難します」と遺書(10日に各紙が報道) 大間原発の対岸にある函館市議会が、無期限凍結と原発依存からの脱却を政府と国会に求める意見書を全会一致で可決(20日)。全燃料をMOX燃料(ウランとプルトニウム混合)とする恐ろしい計画
東京電力「循環注水冷却が軌道に」。従来の説明は50立方メートル/時間だったが、現状の目標は43立方メートル/時間(6日記者会見で) 東京電力の循環注水冷却、目標は50立方メートル/時間だったが、現状は37立方メートル/時間(13日記者会見で)。工程表ステップ2は週明け19日 汚染水処理の稼働率は19日までの1週間は53%(目標は70%、20日の会見)

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2011年7月12日(火)の井上力
節電かまたは原発動かすか

「節電か、それとも原発再稼働か」を住民に迫る電力会社と行政の「協同」が激しくなっています。浦部法穂・神戸大学名誉教授が指摘しておられるとおりです。

関電のチラシは片面に「今夏における節電のお願い」、もう片面に「ご家庭の節電対策チェックシート」。兵庫県の広報紙『県民だより・ひょうご』臨時号(1)で保存版となっています。資源エネルギー庁の「家庭の節電対策メニュー」の21項目から関電は9項目を、兵庫県は11項目をチェックシートに掲載しています。関電になくて兵庫県にあるのは、「冷蔵庫を省エネ型に買い替える」「白熱電球をLED電球に付け替える」です。

関電は15%、兵庫県は10%節電を呼びかけています。

東電管内のデータですが、上記の引用元資料には三菱総研の次のようなグラフがあり、「産業・業務・家庭」という3つの分野に分けたとき、「家庭」分野の電力消費のピーク時間は20時から22時頃となっています。これも当然ですが「産業」「業務」のピークは、全体の需要のピークでもあって、13時から16時頃です。

因みに電力供給の実態(昨年までの東電)はどうかというグラフもあります。消費にあわせて供給するという観点では、原子力はまるで融通の利かない発電方法であることを示しています。資源エネルギー庁は厚かましくも「つまり、夏の9時から20時に節電をすることで、発電に石油が使われる量を少なくし、少しでも空気が汚れないようにすることができるほか、地球温暖化の防止にもつながります。また、ピークが終わった20時以降も節電をすることで、夜の電気を揚水用動力に使うことができ、昼のピークに備えることができます。」と言い、「供給にあわせて消費を」と言っています。電力会社の経営への協力を呼びかけているだけです。「産業・業務」で需要の多いときは「家庭」で節電を、と。

さて節電の理由について、関電は「東日本大震災を受けて、今夏の需給状況の見通しについて検討してまいりましたが、定期検査中の原子力発電所が再起動できず、停止が長引いた場合、電力需給は極めて厳しい状況となります」とし、「今後も、再起動に向け全力で取り組む」と、「反・脱原発」を消費者に強調しています。

関電に、原発の稼働状況を確かめました。「地震に勝った・津波にやられた」として防波堤の築造や電源車の配備計画(福島第一には69台の電源車が急行したが、第二原発へ配備された)などを打ち出したものの、それさえ着工も完成もせぬままに、773万KWの能力のうち約6割がバリバリ動いています。しかも定期点検中の大飯1号は完成検査もしないままフル稼働ですし、美浜3号はどう考えても定期点検が終わっているはずもありません。「定期検査中の原子力発電が再起動でき」ていないのは、美浜1号(34万KW)・高浜1号(83万KW)・大飯3号(118万KW)で、あわせて235万KWに過ぎません。少なくとも現状は、いつもの年と変わらない「供給量」を関電は確保しています。

 

定期点検入り

出力

美浜1号 '10年11月22日  34万KW
高浜1号 '11年1月10日  83万KW
大飯3号 '11年3月18日 118万KW
美浜3号 '11年5月14日  83万KW

小計 

317万KW
大飯1号 3/10から調整運転中 118万KW
美浜2号 フル稼働中  50万KW
高浜2号 フル稼働中  83万KW
高浜3号 フル稼働中  87万KW
大飯2号 フル稼働中 118万KW

小計

456万KW

人々が指摘しているように、庶民はこれ以上節電しようがありません。少しゆとりのある人々は、オール電化になっており、あるいは西日直撃の超高層マンションに住んでいます。関電は「全部とめて」という主張と対決するために、あるいは燃料確保による剰余金の目減りがイヤなだけで、東電にまねた節電キャンペーンを自治体に持ち込んだだけです。ストレステストという再稼働のための手続きが持ち出され、それに日本経団連の米倉会長が机を叩き「企業が皆、海外へ出て行くぞ」と怒って見せ、そこでも節電キャンペーンが繰り広げられています。関西電力と関西の財界にとって厳しいのは、米倉会長自身が住友の出身なのに「日本」経団連で、大企業が本社を東京に移し、関西で「空洞化」が起きていることです。電力消費の空洞化が予想され、電気のつくり過ぎこそが大問題なのです。

何に勝つ?欲しがりません勝つまでは・・・節電で脱原発派に勝つのかな?

省エネと言われて買った大画面(省エネで上がる一方電気代)

14機並ぶ原発若狭湾(関電は原発銀座に11機)

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2011年7月8日(金)の井上力
DVDお貸しします

一昨日、浦部法穂・神戸大学名誉教授から、原発についてお話をお聞きしました。コラムを2週間に1回書いておられます。きのう付で書いておられることも含め、「節電」をどうとらえるか、なども。

「避難勧奨地点」に指定された人々の「決断」は、きょうまで。そして玄海原発をめぐるドタバタ。「節電かそれとも原発か」という騒動。

故・高木仁三郎さんがチェルノブイリ事故のわずか5日後、1986年5月30日に次のように書いておられます。(今度の事故後、新装版として発刊された『チェルノブイリ原発事故』13ページ)

予想されたことであったが、そろそろ目立つようになったのが、「日本では原子炉のタイプが違うから起こり得ない」といった議論である。あってはならないメルトダウンが現実となった。その衝撃が日本の原発を直撃しないようにという、原発推進側の発言だが、それにはほとんど根拠はない。

6月30日の「福島原発と放射能汚染=見えない放射線を可視化する学者の警告」(六甲道勤労市民センター)のDVDが、言美幸一さんの手で編集され、まもなく到着します。遅くなりましたが、詳しくご報告をしていきます。

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