2012年1月の井上力

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1月29日(日) 神戸の介護保険5,400円/月に?
1月23日(月) カーネーションにハマる
1月19日(木) 東電とオリンパス
1月16日(月) かべ新聞も鎌田慧さんの講演会
1月12日(木) 「呆れる」の体言形は?
1月10日(火) わたり土湯ぽかぽかプロジェクト
1月9日(月) ジュゴンを守る知事意見を
1月8日(日) 原発震災
1月5日(木) 鎌田慧さんの話を聞こう
1月3日(火) 今年は辰年
   

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2012年1月29日(日)の井上力
神戸の介護保険5,400円/月に?

あすの『おはよう新社会党です』は、久しぶりに介護保険について。野田内閣の予算案も出て、神戸市のパブリックコメントも終わり、保険料16%増の「案」は、市会に提出するまでに修正されますが、凄まじい中身です。基礎年金の国庫負担分さえ「ない」と言えば約束を履行せずにすむ政治ですから、困ったものです。

介護保険15年(第5期終了まで)の、日本経済のデフレは確定したと言えます。多少の無理は一人ひとりが耐えたりできますが、社会全体となると大きなヒズミが生まれます。数文字削除神戸市の現在の提案をグラフにしました。

*** * ***

木曜行動に載せた「東電フクシマ原発この1週間」は以下のとおりです。

東電フクシマ原発 この1週間

453号/1月26日

関西電力大飯3、4号機のストレステストについて、経産省は傍聴者と後藤政志さん(元東芝の原子炉設計者)らを閉め出して意見聴取会(18日)。「妥当」ありき。「傍聴者が乱入」という虚偽報道も
2号機格納容器にオリンパス製の内視鏡(19日)。燃料も水面も見えず。水面を推定する計器が「本来、水のない場所になぜついていたのか分からない」と東電。「水面はヒモを垂らせば分かるだろ」(おはよう川柳23日)

事故前、ERSS(緊急時支援システム)に接続する機器の非常用電源が、3月11日を含む4か月間、未接続だったことについて、東電と経産省が19日、お互いに責任をなすりつけ合う記者会見(ずっと行われていた政府・東電の合同会見は、12月16日の「収束宣言」で打ち切り)

汚染した砕石を使った生コンが1,000か所も使われていた問題で、枝野大臣が東電に賠償を指示。対して東電は20日午後6時からの記者会見(ニコ生動画)で「私どもの事故によるもの。適切に対応する」と回答。「無主物」と言い出すのが心配
『毎日新聞』(22日)が「政・官・業・学を結ぶ原子力マネー」「原発推進研究に大学へ5年で104億円」「研究開発機構など39団体に3,600億円、天下り60人」「献金は自民と民主に」など特集。「この国と原発」第4部「抜け出せない構図」がスタート
関西電力の原発7基について住民が再稼働差し止めを求めた仮処分申請の第5回審尋が大津地裁で23日。「炉のもろさのワースト2〜6は若狭湾」「材料や機器劣化による原発事故の危険性は、関西エリアが最も高い」とする井野博満・東大名誉教授の意見書を提出した

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2012年1月23日(月)の井上力
カーネーションにハマる

六甲病院のターミナルケアを受けていたSさんが亡くなりました。晩年、数独にハマって『毎日』の夕刊に載る問題を解くのを日課にしておられたそうです。選挙事務所の封筒づめの作業などをしていただきました。ほんの3年ほど前、Oさんと朝まで飲み、Oさんがそのお酒の強さに舌を巻いていたことがありました。こんなに速いとは。ご主人や娘さんらに看取られて安らかな最期だったそうです。

『カーネーション』・・・コシノ3姉妹のお母さん、故・小篠綾子さんがモデルで脚本は渡辺あやさん・・・を見て、「きょうは、こんなことがありましたね」というお話しをし、感想をお聞きしたかった。働く女性たちがつくった戦後史について。

ドラマが始まった頃、作者は年配の人で戦争体験のある人かと一瞬思いました。私らが聞いてきた戦争、空腹と睡眠不足、無意味な統制の下での厭戦の感情をよく知っている人だろうと。渡辺あやさんは1970年生まれだそうです。『カーネーション』にハマっていきます。教育の国家統制を「学校選択の自由」で進めようとする、またワンパターンに「国旗」への忠誠を強要する1969年生まれの大阪市長・元府知事(橋下徹)との対比で。

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2012年1月19日(木)の井上力
東電とオリンパス

壊れている福島第一原発の一工程として、きょうは、2号機の格納容器に内視鏡が入れられるそうです。9時に始まり、11時過ぎ、撤収中だそうです。やっと格納容器の水面が見える可能性があるそうです。松本純一・立地副本部長が圧力容器の「なかを見た訳じゃない」と開き直っていたことがありましたが、なお今も。

案の定、ネット上には「東電とオリンパスの(株価低迷)コラボ」なんていう表現があります。両事件はどんなに磨かれた世界に誇る技術であっても、技術の所有者は法人(企業)であるという現実を鮮明にしました。技術者や研究者のものではなくなっています。

けさの「木曜行動」に載せた「東電福島原発この1週間」は以下のとおりです。昨夜の傍聴者から逃れ会場を移して行われた大飯3・4号機ストレステスト意見聴取会の件は書かれていません。

東電フクシマ原発 この1週間

452号/1月19日

事故直後、住民に伏せたSPEEDIの予測情報を米軍に提供(平野文科相17日)。また原子力委員会(近藤駿介委員長)は半径170キロ圏を強制移住とするシナリオを作成していた(12日『東京新聞』など)
「脱原発世界会議2012YOKOHAMA」が横浜で14、15両日。初日5,000人、2日目4,500人。世界30か国から専門家、前福島県知事らも
その世界会議の合間をぬって宝塚出身、俳優の山本太郎さんが14日、神戸へ。「フクシマのあと、脱原発になった私を皆さんの仲間に入れてください」。「1000万人アクション署名」を三宮で呼びかけ。2時間で1,488筆

壊れている東電福島原発から半径20キロの警戒区域内で昨年8月殺処分された牛のモモ肉から、キロあたり1,800ベクレル検出(食品暫定基準値は500ベクレル)。東北大学・福本学教授らのグループの調査。牛の胎児の臓器からはセシウムが親牛の1.3倍(『河北新報』15日)

昨年7月に新築された福島県二本松市内のマンションで、付近屋外の2倍、最大1.24μSv(マイクロシーベルト)検出。このマンションに住む子どもが3か月の累積線量1.62ミリSvもあったことから、年末28日に市が経産省に報告、経産省は「コンクリートが原因ではない」としていた(15日夕刻のNHK皮切りに報道)
計画的避難区域に指定(4月22日)前、福島県浪江町の採石工場からの砕石が生コンなどに使われた。19社5,200トン、その先250社以上を経て、400か所の建築・土木工事に。拡散無限、除染不可。住民の不安極限、施工時と今後の解体時の内部被ばくなど危険拡散。東電無言

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2012年1月16日(月)の井上力
かべ新聞も鎌田慧さんの講演会

土曜日に俳優の山本太郎さんを迎えて「さようなら原発・1000万人アクション兵庫県実行委員会」が集会を開き、その後、三宮交差点で街頭署名行動をおこないました。9プラス25改憲阻止・市民の会の集約は、署名1,488筆。いつも多くて300ほどですから、5倍。

事務所前の掲示板に、かべ新聞を貼りました。けさまで正月飾りだったので・・・。

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2012年1月12日(木)の井上力
「呆れる」の体言形は?

『なだ・平和のための木曜行動』451号のうったえは、片面が辺野古への新基地建設に関する環境影響評価書の「あきれてものも言えない」状態について、もう片面は原発でした。おとといは「おはよう新社会党です」、きのうは「さようなら原発1000万人アクション」の署名活動、そしてけさの「木曜行動」。「寒いのにご苦労さん」と声をかけていただきます。

稲嶺進・名護市長が「あきれてものも言えない」とコメントしたことが報道されました。「呆れる」の体言形を知りません。その程度を表す表現は「呆れさ」ではなさそうです。「呆れるさ」では沖縄弁だし・・・「呆れ度」「呆れた度」・・・。「とても」とか「誠に」とか「死ぬほど」をつけてその度合いを示すべきですが、閉庁時間に裏口から防衛局長が、という事件は、比較級ではなく最上級の「呆れたはなし」です。

その木曜行動に載せた「東電フクシマ原発この1週間」は以下のとおりです。

東電フクシマ原発 この1週間

451号/1月12日

野田首相が8日、福島市内で開かれた復興再生協議会に出席。中間貯蔵施設を双葉郡内に建設する政府方針を重ねて表明。佐藤雄平・福島県知事は、「収束宣言」は「福島県民の感覚は相当違う。あくまでも避難者の帰還が収束だ」
細野・原発担当相は6日、原発は「40年で廃炉」と発表。現行は30年以後10年ごとの運転延長を保安庁が許可する仕組み。廃炉って廃車のように軽く言い。37年目の九州電力・玄海1号機は、脆性遷移(ぜいせいせんい)温度が98度という異常。「98度以下だと脆性、つまり、ガラスのよう」(昨年12月1日、毎日放送ラジオ『たね蒔きジャーナル』で小出裕章・京大原子炉実験所助教)。兵庫県知事「耐用年数はある」(1月10日定例会見で)

「原発事故被害救済双葉町弁護団」は2月末、ADR(原子力損害賠償紛争解決センター)に東電との和解仲介を一斉に申し立てる意向と『東京新聞』が報道(10日)。東電が月額10万円とする精神的損害の賠償金額は月額35万円で

南相馬市の桜井勝延市長は5日、市が被った被害を東電に対し賠償請求を行うと表明。長野県内9首長(5日『信濃毎日』)なども
中川正春・文科相はベトナムを訪ね、原発2基の建設を日本の技術で行うことや原発テロ対策、原発人材育成を同国科学技術相に約束した(10日『日経』)。自民党の谷垣総裁は9日、訪問先のベトナムで国会議長や首相と会談し、中国の海洋進出問題やTPPについて協議した
春日野道で7日行われた「フクシマの今を知ろう」に山内知也教授が飛び入り参加し、講演。福島市渡利に「避難の権利」を

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2012年1月10日(火)の井上力
わたり土湯ぽかぽかプロジェクト

土曜日(1月7日)に神戸YWCAのNさんらが準備して開催した「フクシマの今を知ろう」集会に、山内知也・神戸大大学院教授が「一参加者として申し込み、講演を依頼された」として来ておられました。

「避難の権利」を承認するかどうかは、日本国憲法を持ち出すまでもなく、きわめて当然のことだと思います。子どもたちをまず保護すること。

住民の上げた声、そして福島市渡利地区での山内さんの活動が、「わたり土湯ぽかぽかプロジェクト」として、輪をつくり、山内さんからも支援の呼びかけがありました。

わたり土湯ぽかぽかプロジェクト

応援したいと思います。

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2012年1月9日(月)の井上力
ジュゴンを守る知事意見を

防衛省のサイトで見つけることのできなかった辺野古アセスの要旨を、『琉球新報』が掲載しました。

「事業が環境に及ぼす影響を予測・評価した結果・・・特段の影響は生じないと判断した」など、この種の文書ではいつも見かける表現の他に、次のようなジュゴンについての特異であり、初めての表現があります。

・施設等の存在に伴う海面消失によりジュゴンの生息域が減少することはほとんどない

・施設等の存在に伴いジュゴンの餌場となる海藻藻場の生育域を減少させることはない

など。でも準備書面には次のような深刻な「ジュゴン捕獲計画」が書かれていました。捕獲計画というより、殺害計画です。

ジュゴンが大浦湾内に来遊した場合、大浦湾には刺し網が設置されているため、作業船と遭遇し、回避行動をとった場合に刺し網にかかるおそれがあります準備書113の4ページ

しかも捕獲計画の実行者は、防衛省やその請負をする工事業者でなく、刺し網をしている漁業者だと言うのです。刺し網を補償して撤去すれば「影響を回避することができる」と 言うのでしょう。

現地に藻場がなくなり、あるいは減り、ジュゴンが減っているのは米軍の水陸両用車をはじめとした大騒音などです。激しく赤土を撹拌し、あるいは直接キャタピラで海面を削り、空からも大騒音を立て続けてジュゴンの生息区域をなくし、回遊区域を減らし続けているのは米軍です。違法のボウリング調査も。

たまにしか現れないジュゴンの捕獲をたくらむ辺野古アセスは、文化財保護法違反です。いや史蹟名勝天然物保存法(1919年、現在は廃止)の時代でも許されるものではありません。あらためて「たまに現れた」映像はユーチューブから。30秒後くらいから約1分間です。

 

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2012年1月8日(日)の井上力
原発震災

国会の原発事故調に加わって、この国の今や少なくなったように見える「良心」の存在を証明しておられる一人が、石橋克彦先生です。

朝日新聞'98年8月25日の「論壇」

サンデー毎日の'99年11月21日号
(石黒二郎さんのブログ)

上段は、けさの「神戸新聞が報じた大阪湾断層」が神戸空港に及ぼす影響について。掲載日の前後、多くの神戸市民が住民投票を求めて署名運動に取り組んでいるさなかでした。勇気づけられた記憶があります。

下段は、JCO臨界事故の後、石橋先生はあらためて「原発震災」('96年)を心配されました。そしてそれが大新聞によってどう扱われたか、の記録です。

あらためて『原発を終わらせる』(岩波新書)を。

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2012年1月5日(木)の井上力
鎌田慧さんの話を聞こう

鎌田慧さんと武藤類子さんを迎えて2月4日(土)に明石市民会館で「さようなら原発2・4兵庫県集会」が開催されます。けさの『木曜行動』でうったえました。

さようなら原発
2・4兵庫県集会

2月4日(土)午後1時30分

明石市民会館
 (下図/明石市中崎1丁目3/明石市役所の東)

▼1,000円(賛同人不要)

▼「さようなら原発1000万人アクション」の成功       へ。
さようなら原発1000万人アクション兵庫県実行委員会が賛同人(一口1,000円)を募集


郵便振替
口座名称:憲法・兵庫会議
口座番号:01140−9−83708

▼講演は『原発列島を行く』などの鎌田慧さん。
 「福島からの訴え」を武藤類子さん

▼連絡先/憲法・兵庫会議
 078-335-1182

「東電フクシマ原発・この1週間」は、2週間分です。

東電フクシマ原発 この1週間

450号/1月5日

平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法が1月1日施行。環境省は4日、福島市内に「福島環境再生事務所」を開設。昨年予定したモデル地区での除染は遅々として進んでいない
経済産業省の安井正也官房審議官が、使用済み核燃料の直接処分コスト試算の隠蔽を部下に指示していたと『毎日』が報道(元日)。「世の中の目に触れさせないように」との厳命が下った、と。'04年当時は資源エネルギー庁の原子力政策課長で直後、青森県六ヶ所村の再処理工場を運用する費用19兆円は国民負担とする制度(「全量再処理」)がとりまとめられた
原子力安全委員や審査委員に、電力会社、原発メーカーなどが8,500万円の寄付と『朝日』が報道(元日)
警戒区域、計画的避難準備区域などを解除し、来年4月から3区域(避難解除準備、居住制限、長期帰還困難)に再編すると、政府が決定(12月26日)
野田首相の「事故収束」宣言(12月16日)に、「燃料の正確な位置も分からず、原子炉の冷却システムでは処理水の漏えいが相次いでいる」「現段階での収束宣言は避難住民の不安を増幅させている」「宣言撤回を」と福島県議会が全会一致で意見書(27日)
27日、枝野幸男経済産業大臣が三菱重工神戸造船所の(机上)ストレステストを視察。視察後「事故調査・検証委員会の中間報告も踏まえ、しっかりチェックをしたうえで、原発立地周辺の住民の一定の理解を得て再稼働」と発言(『産経』報道)

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2012年1月3日(火)の井上力
今年は辰年

新しい年を迎え「100年前は・・・」と語られることが多くなります。ナポレオン戦争の1812年はチャイコフスキーの交響曲にも。1912年は第一次世界大戦前夜。「戦争と革命の20世紀」まっただ中で、1917年のロシア革命まで5年、つまり今年は「20世紀の社会主義」95周年です。「21世紀の社会主義」いつ?

新しい年にあたって、干支に関する話題が増えます。孫を息子が連れてきました。「なんで?」「どうして?」症候群の最中で、連発に遭いました。「どうして1年は10か月でなく12か月なの?どうして?どうして一日は20時間でなく24時間なの?どうして?」と孫が訊ねるまでに、十二支を勉強しておかなければ・・・。辰であって龍や竜ではないし、日本の歴史では「戊辰戦争」と言う名前の革命戦争から今年で144(12×12)年なのだ・・・なんて。

年賀状に、「ドラマ」と「ドラフト(選択・選抜・徴兵)」、そして今年の干支である「ドラゴン」を盛り込みました。

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