2007年9月の井上力
「闘病観察」&「親孝行」も

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9月24日(振) 次はカブかインケツか
9月20日(木) 闘病観察・19
9月14日(金) 「改革」で「うつ」急増
9月12日(水) 安倍退陣・条約と国内法
9月10日(月) 闘病観察・18+
9月9日(日) 闘病観察・17
9月2日(日) 公述申し出、きょうから
   

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2007年9月24日(振)の井上力
次はカブかインケツか

今年はもう大丈夫そうですが、9月26日は台風の特異日です。1953年台風13号(正確には25日らしい)・1954年洞爺丸台風・1958年狩野川台風・1959年伊勢湾台風など。(ウィキペディアなどネット調べ)

1953年台風13号というあまり有名でない台風は、母が家を建てた(もちろん建てたのは大工さんですが)直後に高潮と安濃川の氾濫で津市中河原のわが家が床上浸水の被害に遭い、忘れられないのです。もっとも当時4歳、非日常の体験期待の方が私には強かったように思います。避難させてもらった家の2階から階段の下に向かってオシッコをしてもいいと言われたことくらいしか記憶に残っていませんが。大人たち(母と祖母)は大変だったと思います。

何と私が10歳になるまで、名前が付いた巨大台風だけで3個も9月26日に襲来しているのです。そしてその後はピタリと。

その代わりか昨年9月26日と言えば、安倍政権がスタートした日でした。憲法を変える、大企業に減税する、庶民からは猛烈に取り立てる、・・・不評で参院選自民党の大敗北をもたらし、丸一年持たず翌年の9月25日に総辞職することとなりました。米・インド・オーストラリアと組んで中国包囲網を築こうと言ってライス長官からたしなめられました。もっともこれは、「日本のライス」と自称した防衛大臣でしたが。

9月25日に発足する福田政権は、どうなるでしょう。インケツ(1)かカブ(9)か。9条を粗末にした安倍首相はインケツだと参院選のニュースに書いたことがありました。

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2007年9月20日(木)の井上力
闘病観察・19

あくまでも予定ですが、あす21日、母は退院できることになりました。ご心配をおかけした皆さん、ありがとうございました。とりあえずご休心のほどを。

首相の入院が何の説明もなく長引いていることと比べるとスムーズな退院です。退院後はきしろ荘の渡辺ケアマネージャーの援助のもと、脳梗塞によるマヒのある右手・右脚のリハビリと左脚の骨折接合手術後のリハビリを通所リハと訪問リハビリで、改善を目指すことになりました。

実は、主治医による手術前の説明では、手術から2週間の21日、「次の病院」への転院を勧められていました。少し、脱走するようにして、最終的にはもちろん主治医も理学療法士も、またソーシャルワーカー の強い後押しがあって、退院となるのですが。

クリニカルパス(入院・診療計画表)にあわせて快方に向かうことができました。私がとっていたメモから、骨折〜入院〜手術〜リハビリを振り返ってみます。

8月
31日(金)
17:30ごろ 転倒して骨折  
18:20妻帰宅  
19:30谷口 所長往診「9割方骨折でしょう」 夫婦で母の部屋に泊まる/けっこう重い・安心
9月
1日(土)
病院への紹介状もらう/渡辺さん(ケアマネ)・中村さん(理学療法士)来ていただく/動くと痛い
2日(日) 痛みと腫れ徐々にひどくなる/患部を冷やす
3日(月) 10:00介護タクシーで病院へ  
診察・検査〜入院決定/病室へ/骨折の写真・パスの説明受ける  
4日(火) 病室移動(整形外科病棟へ)/麻酔の説明受ける  
5日(水) 渡辺さん・中村さん来ていただく やや意識混濁
6日(木) 絶食/さいたま市から姉(娘)が来る/絶飲食
7日(金) 姉付き添う/13:30手術室へ・全身麻酔/16:00手術終わりHCU室へ/導尿/足首動かすリハビリ/手術成功したと説明受ける
8日(土) HCU室で「ハイケア」を受ける/姉付き添う  
9日(日) 娘・息子夫婦(孫)来て元気でる/姉帰る  
10日(月) リハビリ始まる/立てる/車いすに初めて座る/痛みほとんどなし リハビリ
11日(火) 車いすに座っている時間徐々に長く/Mさん来ていただく
12日(水)  
13日(木) ソーシャルワーカーの水溜さんから説明とアドバイス
14日(金) 尿管抜ける
15日(土) Yさん来ていただく  
16日(日) TさんMさん来ていただく/息子夫婦来る  
17日(月)    
18日(火) シャワー浴び爽快そう/リハビリ再開・助けなしに起き上がれた・平行棒の間を歩いた/ソーシャルワーカー・ケアマネージャー・本人・私で退院後について相談 リハビリ
19日(水) リハビリ順調

自分の母親のことばかり、まさに私ごとで申し訳ありません。妻の母が骨折し、手術を受けたのは8月7日でした。ちょうど1か月で妻は2人の手術を経験しました。妻の母は「人工骨頭置換術」でした。こちらは退院が25日と決まりました。

 

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2007年9月14日(金)の井上力
「改革」で「うつ」急増

「第○○代○○は、機能性胃腸障害と診断されました」。さて、○○には何を入れるべきか。

日刊スポーツは次のように書いています。

機能性胃腸障害の権威の東北大病院・本郷医師は「この病気は『急性ストレス反応』。心療内科の医師が診れば『うつ病』や『うつ症状』『強迫性障害』などになり、消化器専門の医師が診れば『機能性胃腸障害』になる表裏一体の病気」と説明する。(本郷医師のフルネームは本郷道夫。同紙より)

「第○○代○○は、急性ストレス障害と診断されました」という○○には、「68」と「横綱」が入ることは、先に大きな話題となったところです。首相と横綱がほぼ同時期に同じ病名と診断され、日本人の四人に一人は同じ病気です。病んだ社会で病気は広がる一方です。「改革」で病気に倒れた人は急増しました。

しかし被選挙権を行使した人、まして首相です。食うために働き、また人間として働き続けたいと思っている同病の人々に、きわめて失礼な形での「倒れ方」だと思います。

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2007年9月12日(水)の井上力
安倍退陣・条約と国内法

10時ごろ、母のリハビリを「観察」するため病院へ行きました。そのとき母が「安倍さんは辞めたか?」ときいたので、「変なこと言うなあ」と思いました。その情報源がテレビだったのかどうか?結構、高齢者のカンは冴えているものです。遅い昼食中にテレビで、みのもんたが第一報を伝えたときも、「午後1時から衆議院代表質問なのに・・・まさか」でした。事務所の近くの七宝亭は、農相が自殺したときも、第一報はそこのテレビでした。

まもなく(14時から)記者会見らしいです。自衛隊のインド洋派遣は日本の国内法が根拠です。シドニーへ行った首相がブッシュ大統領と会い、国会の意思も聞かずに(聞けば否決されるから)、その延長を「国際公約」=条約にしてしまったのでした。

首相が政権を投げ出すことは初めてではありません。報道では、何と、「次が決まるまで続ける」と言っているそうですし、何より、国会開会中、それも施政方針演説(所信表明)同日追加のあと、最初の質問の前の辞意表明は空前絶後のことです。

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2007年9月10日(月)の井上力
闘病観察・18+

母の手術から3日目。主治医の先生や看護師さんたちがおっしゃったとおり、痛みは随分軽くなり、きょうからリハビリが始まりました。高橋先生という、'04年3月から4月、脳卒中で入院した際にお世話になった理学療法士・呼吸療法認定士が、入院した翌日(つまり4日)から病室を訪ねてくださり、きょうもその指導を受けました。

当初はベッドの上でのリハビリという予定だったようですが、母の希望もあり、車いすでリハビリ室まで連れて行ってもらい、立ってみることになりました。歩くところまではいきませんでしたが、「立位」は、ほぼ元どおりです。リハビリが終わった後、私がいる30分間ほどでしたが、車いすに座って快適そうでした。妻の母の場合もそうですが、人間、横になっているときの顔と、座ったり立ったりしているときの顔は、全く異なります。

ホームページを見てくださったMさんが、さっそく覗いてくださいました。きのう、大切なことを書き忘れました。大腿骨骨折にもいろいろあります。母は「大腿骨転子部」骨折でした。

高橋先生によれば、「(脳梗塞後遺症がある)悪い方の右脚ではなく、良い方の左脚の骨折だから時間がかかる」とのことです。主治医も同じ見解です。家族(私)が心配し始めているのは、「時間がかかる」から「転院」なのか「退院」なのか、です。

 転子部骨折は、スライド型圧縮スクリューやサイドプレートなどのインプラントを使用して治療します。インプラントによって治癒するまでの間骨片を正しい位置に保つことができます。骨片はしっかりと固定されるため、患者は荷重に耐えられます。骨折は普通2〜3カ月で治癒しますが、以後も少なくとも6カ月間は痛みの軽快や、筋力、歩行能力の回復が続きます

という「家庭医学書」や主治医・理学療法士らの見解からしても、日本の医療システムが遠ざかりすぎているように思えてなりません。治癒は転院後のことだとは、どんな家庭医学書にも書いてありません。

今はともかく、母が待ちこがれるのは導尿をやめて便器に座ることです、が。

*** * *** * *** * ***

けさの『おはよう新社会党です』で書いた自治体財政について、補足資料をアップします。データは7日に総務省が発表した「実質公債費比率」です。ラスパイレス指数については、昨年4月1日のデータです。どちらのデータも、そのまま使うことには問題があることを承知していますが・・・。

実質公債費比率のワースト12(地方債が許可制となる18%以上)を太字にしました。

その下はけさの『おはよう』です。

なお、けさ阪急六甲駅でちょうど目が合ったのが御影山手からのバスで降り立ったMさんでした。もちろん熱心なタイガース。思わず「きょうは新聞休刊日です。チラシにはタイガースを載せていませんが、負けず劣らず重要な情報満載です」と。きのうは、6月16日の再来(野球は9回・選挙は9条。9回に9安打・9点)と少し異なって、「延長10回・10連投・10連勝を9月9日、9点で」でした。

実質公債費比率

地方公務員の給与水準
横浜市 26.2
千葉市 24.8
福岡市 23.0
神戸市 22.3
川崎市 21.1
名古屋市 20.9
広島市 20.9
北海道 20.6
兵庫県 19.6
京都市 19.3
長野県 19.2
島根県 18.1
岡山県 17.8
仙台市 17.7
大阪市 17.5
佐賀県 17.3
高知県 16.9
大阪府 16.7
富山県 16.3
宮城県 16.2
徳島県 16.1
秋田県 16.0
山形県 15.9
静岡市 15.7
福井県 15.6
広島県 15.6
茨城県 15.5
栃木県 15.2
東京都 15.2
新潟県 15.2
鹿児島県 15.2
岩手県 15.1
埼玉県 15.0
香川県 15.0
青森県 14.6
愛媛県 14.6
札幌市 14.5
岐阜県 14.4
福岡県 13.8
千葉県 13.7
滋賀県 13.6
石川県 13.4
熊本県 13.4
山梨県 13.2
鳥取県 13.0
奈良県 12.6
山口県 12.6
堺市 12.6
三重県 12.5
静岡県 12.4
愛知県 12.4
福島県 12.3
さいたま市 12.1
北九州市 12.1
大分県 11.8
宮崎県 11.8
沖縄県 11.8
長崎県 10.9
京都府 10.7
和歌山県 10.3
群馬県 10.2
神奈川県 9.8
東京都 103.8
川崎市 102.4
静岡県 102.1
静岡市 102.0
宮城県 101.9
埼玉県 101.7
仙台市 101.7
大阪市 101.6
福岡市 101.6
長崎県 101.5
福井県 101.3
茨城県 101.1
神奈川県 101.1
名古屋市 100.9
石川県 100.8
愛知県 100.8
栃木県 100.7
山形県 100.6
横浜市 100.6
群馬県 100.5
京都府 100.5
兵庫県 100.5
千葉市 100.3
岩手県 100.2
徳島県 100.2
熊本県 100.2
秋田県 100.1
奈良県 100.1
京都市 100.1
三重県 100.0
さいたま市 100.0
新潟県 99.8
宮崎県 99.8
北九州市 99.7
福島県 99.6
山梨県 99.6
鹿児島県 99.5
岐阜県 99.4
千葉県 99.2
長野県 99.2
福岡県 99.1
山口県 99.0
沖縄県 99.0
佐賀県 98.9
和歌山県 98.8
大分県 98.8
神戸市 98.8
札幌市 98.6
青森県 98.2
滋賀県 98.2
大阪府 98.2
堺市 97.6
富山県 96.7
広島市 96.7
広島県 96.6
鳥取県 96.5
香川県 96.4
岡山県 96.3
愛媛県 96.0
高知県 95.2
島根県 92.6
北海道 90.6

県市そろって堂々のランクイン

「改革」に翻弄される地方財政

 小泉内閣から継承した安倍内閣の「地方財政改革」は、おもてむき自治体の自主性を育て、財政再建を促すという建前になっています。しかしその内実は、「税源移譲」の美名の下、福祉や教育や医療について国が手を引き、負担の自治体への押しつけです。県や市は支出を減らし続けますが財政は好転しません。

 7日に総務省が公表した自治体ごとの実質公債費比率の一覧には神戸市と兵庫県がそろってワースト10入り。

 一方、同じ7日、東京都の石原知事は、知事選挙で公約した低所得者に対する都民税・所得割の全額免除を白紙撤回しました。税収が極端に多くて全国唯一、良好な財政状態の東京都でも、このありさまです。

なお県と神戸市は安倍内閣が推奨する湾岸道路やスーパーコンピュータ関連の新たな借金をさらに背負い込み、撤退前提の企業にも大盤振る舞いの優遇策を続けます。

 市民の力でチェックを。

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2007年9月9日(日)の井上力
闘病観察・17

舛添要一さんが厚生労働大臣になって、「親の介護」がキーフレーズになっています。発売中の『週刊文春』は一読に値します。あすの『おはよう』の川柳でも触れました。美しい国を掲げる宰相の選んだ「介護経験ある厚労大臣」の介護経験は、とても美しそうです。

私は「介護日記」とタイトルをつけずに「闘病観察」としてきました。でも、ときどきは介護もします。舛添大臣のご心配や経験とは無関係に、庶民は介護保険ができたからといって、介護から解放されたりしません。私の今回の経験で言うなら、舛添要一著『母にお襁褓をあてるとき』とは、何と売りたいばかりのネーミングなんだろうと。名づけたのは出版社でしょうが。

母88歳が8月31日、またしても夕刻、部屋で移動中に倒れ込みました。妻が30分ほど後に家に戻り、谷口先生(ろっこう医療生協・六甲道診療所)が夜の診察を終えた後、往診してくださいました。「8割から9割以上、大腿骨の骨折です」とのことでした。振り返れば、昨年10月31日の夕刻に倒れて腰を強打し、入院しましたからちょうど10か月です。脳卒中で生まれて初めて入院したのは'04年3月26日でしたから、「事件」の間隔は短くなっています。

ちょうど週末、「週末に入院しても、手術は週明けになる公算が大」という谷口所長のアドバイスもあり、金曜、土曜、日曜の3日間、約3時間に一度の介助をしました。ケアマネージャーは、現在きしろ荘にお願いしており、訪問リハビリは以前から中村先生です。それぞれ、アドバイスをいただきながら、約60時間、久々に親孝行をしました。

バッファリンを欠かさず飲み続けているため、月曜日に入院したものの、手術は金曜日(7日)になりました。またさいたまから姉が駆けつけてくれました。姉は「私がそばにいたら、こんなことにはならなかった」などとは言いませんでした。実は妻の母も8月7日、同じ場所を骨折し、妻は福山へも頻繁にでかけていました。「高齢者が一人倒れると家族3人が倒れる」と言うそうですが、家族の数が足りません。

いちばん大切なことが最後になりましたが、お陰様で手術は成功しました。色んな方にまた今回もご迷惑をおかけしました。

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2007年9月2日(日)の井上力
公述申し出、きょうから

大阪湾岸道路の公聴会は、10月7日ですが、公述人の申し出は明日から受付が始まり、9月28日(火)までです。これまでの経過等については県の都市計画ですが、国土交通省のホームページを見ましょう。

あすの『おはよう新社会党です』で、少し触れました。「灘総支部」を検索し、<新社会党灘総支部のサイト>→<定例早朝行動>→<第495号>で、ご覧ください。ウラ面は今回も吉田俊弘さんの作です。

1,000億円の地元負担、内訳は、知事によると「公共事業との合併施工」や「阪神高速株式会社への出資金」など、詳細は全く不明です。公団への出資なら、「補助金のことをこういう名前にしているんだ」で済まされていましたが、株式会社への出資です。株式会社の第一の目的は出資者にできるだけ多く配当することですから、兵庫県と神戸市の湾岸道路への出資が、どんな形で配当金となって還元されるのか、きちんと説明する必要があります。市内7か所の説明会で、説明があるのでしょうか。

神戸市はハーバーハイウェイを大震災直前に全線開通させました。

湾岸道路有識者委員会も、この活用について検討したようですが、規格がお粗末だとか、高規格にするためには多額の投資が必要だとか、公募型ヒアリングでポートアイランド・六甲アイランド間はハーバーハイウェイを使うべきだとする明快な意見が出ていたのに、結果はスパッと切り捨てられています。

国土交通省は、この地域の「高速道路」について、東から(湾岸線が供用されている)10車線、六甲アイランド以西は4車線なのが問題だとしています。でも本当は、三宮以西は新神戸トンネル、山麓バイパス、阪神高速3号線、いやムリに数えれば六甲トンネル経由で山陽道や中国道などがあり、六甲アイランド・三宮間も、港湾幹線道路(ハーバーハイウェイ)を加えれば、すでに8車線もあるのです。湾岸9期が加われば計14車線。国土交通省は、足し算が苦手ですから「完成すれば東から10車線、14車線・・・となり、こんなムラのある高速道路計画は認められない」と言うべき所を、まったく正反対に言い間違えているのです。

明日のチラシには次のように書きました。

ムラ・ムダ・ムリの湾岸道路

借金のツケ若者に

意見だそう!公聴会へ

 高速道路を造っても工場は増えず、何十年たっても無料化どころか値上げばかり。

 なのに、東灘区から長田区までの湾岸道路について、兵庫県と神戸市は都市計画決定へと動き始めました。

 第一に、30年債で一千億円(8月22日、井戸知事)、また巨額の借金(無)計画です。担保は市民、とくに若者です。第二に、既存の港湾幹線道路(ハーバーハイウェイ)活用策を頭ごなしに否定しました。完成すると六甲アイランド以東は10車線、神戸市東部は14車線、市中心部は10車線、これこそ「ムラ・ムダ・ムリ」ではないでしょうか。第三に、有識者委員会とかパブリック・インボルブメントとか、はたまた利用者アンケートとか、民主的な装いのもとで、業界団体が言いたい放題の意見を並べ立ててきました。

 何より、排ガス規制・自動車交通抑制のかけ声は消えました。

 9月10日から市内7か所で説明会が開かれ、10月7日(日)に都市計画法上の「公聴会」が午後2時から私学会館で開催されます。公述申し出は9月28日まで。

 県/都市計画課341・7711、市/都市計画・計画課322・5487

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