'04年３月～'05年３月

2005年３月14日	心こそカネで買えないコンテンツ
	ニッポン放送を配下に収めておく手だては無尽蔵。「社員一同」に御用組合をつくらせてスト、社員全員退職などの「焦土作戦」のさらに「次の一手」はフジサンケイグループがライブドアを買収。世論の「ライブドアがんばれ」は当然。会社の横暴、親会社の横暴を止める「心」というコンテンツまでカネで買えるか。
2005年３月７日	安売りも電光板で示したら？
	空港開港までの日数カウントダウンが造成地のプライスダウンと連動しているのではないか。「あと何日、何割引」なんて。神戸市がエンタープライズプロモーションビューローという部署をつくって、造成地のバーゲンセールを始めます。３割～５割引、バーゲンセールと言ってもバブル期につけた値段が高すぎただけ。
2005年２月28日	乗っ取りは悪だ私は公共だ　　　　　　　――ニッポン放送
	ライブドアがニッポン放送を乗っ取れるか。防ごうとするフジサンケイグループは「公共の電波をお預かりしている」と反論。ＮＨＫも「公正な報道をするため」番組を改ざんした。スポンサー、株主、権力に忠実なのが「公共放送」でしょうか。今年３月22日はラジオ放送80周年。
2005年２月21日	資本論きょうの講師は堀江さん
	ライブドアvsフジサンケイグループの一戦はとても見応えがあります。ルールを変えようと言う提案あり、竹中平蔵大臣のやり方だと放送が外資に乗っ取られるという閣内からの批判あり。ライブドアが「利用されている」リーマン証券は、日露戦争の外債を購入し日本政府に協力したこともあったそうです。
2005年２月14日	日替わりじゃ覚えられない球場名
	３年も採用されたヘボ川柳。当たり前だって自分が選者なの。なにごとも続けることに意味があり。ところがやっと覚えたヤフーBBスタジアムは、屋根のついた福岡へ行ってソフトバンクドームに。残ったのはスカイマークスタジアム。オリックスも屋根のある大阪がいいと言う。どうぞ大阪大使でも規制緩和大使にでも。
2005年２月７日	善人は悪意のニュースにカネ払い
	民衆法廷を報じた番組は「公正だが再放送せず」。内外からＮＨＫの権力におもねる体質批判の声。病室にテレビを貸す業界団体が「患者は自宅でも契約し二重払い」と、受信料支払い拒否を宣言したことについて、自民党片山参議院幹事長は「便乗だ」。この発言を伝えるニュースにさえカネ取られる私たち。
2005年１月31日	泥棒と日銀にさえ三分の理
	低金利政策の10年間で、日銀が払わなかった利子は154兆円。28日、岩國哲人衆院議員が訊き福井・日銀総裁が答えた額。岩國議員は「経済用語では所得移転、世間ではこれを泥棒という」と痛快。かすめたカネは大銀行に。日銀はサラ金・ヤミ金の合法的親玉でニセ札回収業。比べたら泥棒に叱られそうだ。
	引席とＮＨＫのテロップが
アップしてから「顧問辞職」とＮＨＫが報じ、アナログ版では、差し替えました。	引責辞任直後の顧問就任。しかも会長、副会長、専務理事と３人そろって。会長の「席」を引っぱって顧問室へ持ち込み、院政を企てることが「いんせき辞任」とは。院政もまたＮＨＫなら安倍晋三氏らを引っぱる「引政」とテロップを流しそうです。いんせきと読めても書けないＮＨＫ。院政を聞き間違えた引責と。
2005年１月24日	今年から歌合戦は黒と白―ＮＨＫ
	窮鼠猫をかむとは言いますが、国立放送が新聞記者を「ガブリ」とは。ＮＨＫは番組改ざん裁判の被告です。「昨年末、松井やよりさん（ヴァウネット・ジャパン）がなくなりましたが訴訟は続け、『女たちの平和資料館』建設をめざします」という年賀状をある方からいただいたのは２年前。イラク開戦前夜でした。
2005年１月17日	人災を防ぐ計画ないものか
	７日の『神戸新聞』紙上で前市長がインタビューに答えて曰く「規定ではヘリが迎えに来ることになっていた」。10年前、そんな規定はありません。現在の規定（昨年の地域防災計画）では、そう読める部分があります。ヘリにしろ救急車にしろ人命救助を後回しにして市長を迎えに行くなら、これこそ人災計画です。
2005年１月11日	徳政令乱発されたこの十年　企業は再生弱者のカネで
	大震災から10年。大企業と大銀行を再生させるために何兆、十何兆円というカネが投じられました。「原資」は税金や低金利で銀行が得た純益。兵庫銀行、山一証券、拓銀に始まってダイエーや松下興産まで。債権放棄は大企業だけを潤し、庶民には失業というおまけまで。
2004年12月27日	皮算用はずれてついにたたき貸し
	神戸空港へＡＮＡとＪＡＬが就航を表明するそうです。時間帯や目的地ごとに就航と撤退をくり返す航空会社の目的は、過密の羽田空港に発着枠を確保すること。格納庫用地を高額で売却して島を造成するという皮算用が嫌われ、ついにたたき売りならぬたたき貸し。それでも「ありがたい」と神戸市の幹部。
2004年12月20日	すり替えはお家芸だねお札まで――日銀
	日銀神戸支店でも「珍しい番号の新札」をすり替えて手に入れていた幹部職員がいたそうです。数倍の値で売れるお札を日銀が「売っている」？日銀ですり替えられなければ市中銀行ですり替えられる？小泉首相も日銀もお家芸は「問題のすり替え」。「すり替え大国」日本。
2004年12月13日	市民には気ぃきかんねえ危機管理
	２年前、神戸市は危機管理室を設置しました。「戦争に備える法律」有事法制が今年９月に施行されましたが、神戸市では「武力攻撃事態への対処」を、その仕事に加える規則改定を４月にしました。どんな検討が行われたのか、なんと「乱雑なメモ程度しか残っていない」。危機管理できない証拠のメモがある。
2004年12月６日	ＡＴＭよく見りゃお札の自販機だ
	子どもの造ったニセ札が「通用した」！高速道路の回数券と言わず高級ブランド品と言わず、ニセ物大流行。国にニセの肉を買い取らせたなどの偽装も頻発。手の込んだ偽装や偽造でなく、スキャナーとプリンターでお札を造ってしまったというのは、まことに単純明快。自販機に通らぬお札これ本当に新札か。
2004年11月29日	ヨン様と眼鏡そっくりなぜもてぬ
	という嘆きの声をよく聞きます。マスコミも罪なもので、「純ちゃんブーム」で政治をぐちゃぐちゃにしたあとは「ヨン様騒動」。韓国ブームや日韓の友好促進という点で功績大きく、やっかんでいるのは日本の男性だけですが。日本社会がすさんでいるからこそのブームだとも。「日本」の見える眼鏡がほしい。
2004年11月22日	役所の脳ちぢんだ結果新語でき
	31年前に亡くなった私の祖母は、「脳軟化症」と診断されていました。「痴ほう症」というコトバを役所はまだ発明しておらず、『恍惚の人』がベストセラーの時代。「痴ほうは差別だ。これからは認知症」と、厚生労働省が決めるそうです。差別をなくす方が先だと思うのですが。役人の脳が萎縮している証拠。
2004年11月15日	人災を天災という天才だ
	台風23号は県内外に大きな爪跡を残しました。円山川の氾濫は堤防の決壊によるものですから「想定を超えた」で済ませてはいけません。過去の判例は損害賠償を認めています。新潟中越地震では151万円の住宅補修費が出されます。兵庫県は新潟県の支援策に一歩遅れで追従できるか。天才的支援策。
2004年11月８日	身売りでもお国（国土）のためとは古すぎる ―プロ野球オーナーたち
	通勤客に電車の切符を売るだけならもっと愛されていたでしょう。今で言えばＭ＆Ａ（吸収合併）でホテル、旅館、スキー場、電鉄・バス会社･･･買いすぎましたね。プロ野球で名を売り、選手を売り、ウソをついて株を売り、ついに身売りじゃないですか。ファンも選手も怒ろう。
2004年11月１日	神戸市のおもてなしには裏がある
	「医療産業都市構想」が行きづまり、神戸市は観光に力を入れて「空港事業を成功させる」そうです。市長が発するキーワードは「おもてなし」。旅人に冷たくする市民はいません、当然。観光客が始発からバスを占拠し、途中で乗った赤ちゃんを抱いた母親やお年寄りが立っていました。行政も恥はかき捨て客集め。
2004年10月25日	腰掛けのトップが部下のイス奪い
	『週刊金曜日』に、郵便局の「深夜勤（ふかやきん）」と呼ばれる過酷な労働実態が掲載されました。腰掛けを奪って立ち作業強制が「トヨタ方式」だと。「一日中じゃない。バイクの上で腰を下ろさせている」。腰掛けでポストを渡り歩く郵政官僚が描く「儲かる郵便事業の夢」に現場の悲鳴。ヤマトと過労死競争。
2004年10月18日	内閣の全頭検査はだれがする
	ダイエー対銀行の一戦は手に汗握る大一番でした。「借りてやる」は景気のいいとき言う言葉。「何と心得おる。いま三菱東京三井住友太陽神戸銀行という由緒正しい血統書つきチョーメガ巨大銀行になれるかどうかの瀬戸際なのだ」。騒動の影で国産だけ全頭検査継続の密議。内閣は国産ではなかったの？
2004年10月12日	どのような仕打ち受けても愛あれば ――神戸市産業「振興」局
	「神戸大使」のオリックス会長は近鉄を吸収合併し、神戸での試合数半減。そもそも企業の経営者を「神戸大使」にすることが間違いではないか。市会本会議での問いに「神戸にまだ愛着があると言っておられる」（７日、矢田市長）。他の企業や市民は神戸への愛着が不足？
2004年10月４日	贈り手の名が上下する栄誉賞
	イチロー選手の新記録達成に小泉首相は「国民栄誉賞はあげてもあげなくても、すばらしいこと」。渡米一年目の01年、首相が打診して固辞された経過があります。贈り手があげたいはずの名がさがり。　自社の利害が絡めば参入規制賛成派。大阪へ行くけど、他球団に神戸で試合をさせない「神戸大使」。
2004年９月27日	ポピュリズム（人気取り政治）涙を武器の大芝居　　　―ブラジルでの首相
	田中眞紀子さんに対して「涙は女の武器だからねえ」と言ったのはだれだったか、お忘れですか。弱い者イジメを楽しんでいる小泉首相が、ブラジルで見せた涙の芝居。日系人が日系企業にいじめられている実情を語ってほしい。短いことばで人気を集めた人もついに種つきた。
2004年９月21日	ハッピーは連休つくった議員だけ
	敬老の日を「余暇」のために毎年変える「ハッピーマンデー」。18日から26日までの９日間で役所が開くのは３日間だけ。だれの都合で何のため？地域の商店街や個人営業の店は客足がさっぱりでした。休日出勤の会社も多く、パートやアルバイトにはどこがハッピーだか。小泉首相はニューヨークでハッピーでした。
2004年９月13日	「官から民」実は「官から財」だった
	取って付けたような郵政民営化論議です。「官から民」は実は「官から財」で市民不在。攻める時は「参入規制撤廃」一辺倒だった人でも、近鉄を合併した宮内オーナーは「新規参入反対」派になっています。神戸でも市バスの営業所が民間委託、施設管理も民営化。ついに市営住宅管理まで民営化だそうです。
2004年９月６日	無礼だな元オーナーのぶんざいで
	憲法改正の発議権は国会にあります。ところが極秘に憲法改正試案の作成を命じ、発表してしまったのが読売新聞社の渡辺恒雄氏でした。「空白の一日」の江川事件も。今また野球協約無視の球団合併やリーグ解体騒動。野球協約をいつも持ち歩く「熱心な人」。変えるため平和憲法いつも読み――首相。
2004年８月30日	改革の理屈もうけのためにある？
	小売店をなぎ倒し、弱い者イジメをはびこらせてきた構造改革。その参入規制撤廃という理論が、プロ野球の構造改革ではなぜか「新チームの参入拒否」となっています。「公平な競争」と言いながら実際は負け組や選手の切り捨てであるという点は共通。神戸がそれほどイヤで大阪がいいんですか。宮内さん。
2004年８月23日	国の次何売る思案の夏休み―首相
	撤去の声があがっていた普天間飛行場で米軍ヘリ墜落炎上の大事故が起き、県警の現場検証令状さえ米軍は突っぱねました。首相は夏休みを理由に、上京した知事に会わず。銀行や大スーパーを売った小泉＝竹中構造改革は、基地と一緒に主権までアメリカに提供していたのか。命まで提供しないと沖縄の声。
2004年８月９日	病院が患者選んじゃ困ります
	介護保険制度になって「利用者がサービスを選べる時代」などと言われましたが、実際は「施設が入所者を選び」「事業者が利用者を選ぶ」ことに出くわします。市民病院の移転は「がんセンター」など６つの特定疾患センターへ「機能特化」をはかるとしています。「わがまちの公立病院」ではなく病院が患者を選ぶ。
2004年８月２日	ファンなしでやれる球団ただ一つ
	巨人の渡辺恒雄オーナーが合併反対署名を始めた巨人の選手会に対して「大衆迎合だ」と発言したそうです。つまりファンの気を惹くな、と。ファン敵視、選手敵視もほどほどに。そう言えば数ある新聞社のなかで「憲法改正試案」を出したのは読売だけ。渡辺恒雄氏の号令で、極秘裏に。記者不在、読者不在。
2004年７月13日	オーナーは入場券よりケンカ売り
	言いたい放題とはこのことか。めったに耳にしなくなった「無礼者」「選手の分際で」という怒鳴り声。ファンと選手がいればこそのプロ野球を、カネのためにもてあそび続ける某オーナー。他チームの４番打者をずらりと並べても勝てず客が入らず。打開策は「暴言」対「選手会の正論」というイベントではないでしょうか。
2004年６月８日	秘策って庶民を信じぬことだった
	「秘策がある」。大言壮語が与党から丸見えだった「散会宣言」。「それはできません」と隣からアドバイスされ、権威は国民に由来するはずの国会の権威失墜をもたらしました。恥ずかしい。７割が年金改革法に反対していました。秘策ではなく、国民にうったえ、院外の力を集める「正攻法」をなぜ採れなかった。
2004年５月31日	訃報見て皆歌っていたがんばろう
	労働歌『がんばろう』を作詞した森田ヤエ子さんが亡くなったという新聞記事を見て、思わず声を出して『がんばろう』を歌いました。がんばろう突き上げる空にくろがねの男のこぶしがあるもえあがる女のこぶしがある闘いはここから闘いは今から。三池・安保から44年。歌ったのは私だけではありません。
2004年５月24日	回顧より解雇のおわびなぜないの
	東で三菱ふそうは、欠陥隠しについて「過去の体質に怒りを感じる」などとして現社長が経営再建策を発表。工場閉鎖で１万１千人クビ切り。西では、定例会見で矢田市長が「予測の半分の地下鉄海岸線と違って、神戸空港の需要予測は期待を裏切らない」と断言。８人乗りジェット機何便で予測満たすか。
2004年５月17日	なぜ似てる政策党名党首の名 ―自由民主党と自由・民主合併党
	政策が一緒なのは年金３党合意で明らかになったところです。党名もそっくり。ややこしいことに党首の名前も漢字で書くと似ています。小泉純一郎小沢　一郎　並べて書かない方がいい。どちらを選んでも負担増。どちらも改憲で庶民のくらし知らず。
2004年５月10日	ふざけるな役職やめろと言い放ち舌鋒命中ブーメランのよう
	皮ばかりで芯のないタマネギ社会のタマネギ政治、議員の未払いや未加入について、へたな川柳も数撃てばと、前回は10連発しました。「抜本改革」対「消費税増税」どちらも庶民の暮らし知らなさ過ぎます。　破たんしたシステムに３党合意で国民を縛りつけたことへの反省は？
2004年４月26日	言い訳をした気になっている二世
	麻生さん石破中川みな二世。滞納をかばい合うのが互助精神。小泉も福田も安倍も親大臣。大臣も同じ言い訳タレントと「転職をしたから未納になっただけ」。お坊ちゃまそのまま議員になっている。自己責任他人に求める健忘症。「オレだけじゃない野党にもいるはずだ」。未払いをしらべてみたらみな議員。
2004年４月19日	イラクから自公自得が見えてきた
	拘束された３人に、１週間にわたって「自業自得だ」「自作自演だ」と、ば声が浴びせられました。解放後、この声は「渡航禁止法を」にエスカレート。自公政権内で「自己責任」「迷惑をカネで謝れ」と言っていた人たちには支持が集まらず、小泉支持が増えたという世論調査結果。自公組み自民党だけ得したの。
2004年４月12日	戦場の常識平和の非常識
	「テロに屈してはならない」と小泉首相が言えば、ラムズフェルド国防長官が「それは立派だ」。３人の若者が拘束された事件について10日の『デイリースポーツ』紙上で野中広務・元自民党幹事長は「小泉首相は犯人を挑発するな」。戦場の自衛隊は町に出ず宿営地内にたてこもる。戦場を知らぬ首相の戦好き。
2004年４月５日	旅行者は皆テロリスト指紋採る鎖国してテロからアメリカ何守る大統領テロをひろげた張本人
	個人消費大国アメリカが、テロ対策で「旅行者からも指紋と顔写真」。やっていけるのでしょうか。「イラクに自由と民主主義を与える」と豪語する国の、この不自由。９・11テロ情報に対処しなかったという批判に対する答えとしてお粗末。
2004年３月29日	経営のリスク読みとるセンサーは小さな生命あえて死角に
	経営者の「勝ち組」森ビル。六本木ヒルズで回転扉に挟まれ入学目前の小さな命が奪われる惨事。「センサーに死角があった」。経営リスクを読みとるセンサーさえ備えていれば何でもありの風潮が、責任転嫁のセンスを磨く。芸能人（エッすみま･･）の責任転嫁の方がまだかわいい。
2004年３月22日	徴収員尋ねてみれば滞納者
	連敗の魅力で馬券よく売れる（ハルウララ）おかしいと笑う日もありゃ怒る日も。社会保険庁が「保険料納めろ」と、保険料を使ってＣＭに起用していた江角マキコが「うっかり」長い間保険料を払っていなかったのですって。金持ちは国民年金アテにせず。20日の『デイリースポーツ』および今日発売の『週刊現代』。
2004年３月15日	まずい点まず移転ありきの論じ方
	３月３日、矢田市長は片方で中央市民病院の構想と計画をつくるため５千万円の予算を提案しながら、「移転新築がよいと思う」と表明しました。早くも赤字まみれの先端医療センターが献体や毒味（治験）をする患者をほしがっても、公立病院としての慎重さが必要です。拙速のトップの決断困ります。
2004年３月８日	働いて払い続けてなお募る　老後の不安に身を震わせる
	はたらけどはたらけど猶わが生活　楽にならざりぢっと手を見る石川啄木が『一握の砂』で詠んだのは１９１０（明治43）年だそうです。「百年も前」と同じように若者は酷使されるか、仕事に就けないかの毎日。年金改革は「百年の安心」と言いますが「百年前の怒り」今こそ。
2004年３月１日	ヤッホーと読んでいたのはつい先日
	つい先日までyahooをヤッホーと読むのだと思いこんでいました。電電公社の民営化、ＮＴＴの回線開放、ワープロ専用機の普及、パソコン、インターネット、ケータイの普及とＢＢフォン･･･。通信の秘密不可侵（憲法21条）をなくせばヤフー恐喝事件もなくなるという暴論も。「ＩＴ大国」はＩＴ犯罪大国への道。


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2005年３月７日	安売りも電光板で示したら？
2005年２月28日	乗っ取りは悪だ私は公共だ　　　　　　　――ニッポン放送
2005年２月21日	資本論きょうの講師は堀江さん
2005年２月14日	日替わりじゃ覚えられない球場名
2005年２月７日	善人は悪意のニュースにカネ払い
2005年１月31日	泥棒と日銀にさえ三分の理
	引席とＮＨＫのテロップが
2005年１月24日	今年から歌合戦は黒と白―ＮＨＫ
2005年１月17日	人災を防ぐ計画ないものか
2005年１月11日	徳政令乱発されたこの十年　企業は再生弱者のカネで
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2004年12月20日	すり替えはお家芸だねお札まで ――日銀
2004年12月13日	乱雑なメモでできるの？危機管理
2004年12月６日	ＡＴＭよく見りゃお札の自販機だ
2004年11月29日	ヨン様と眼鏡そっくりなぜもてぬ
2004年11月22日	役所の脳ちぢんだ結果新語でき
2004年11月15日	人災を天災という天才だ
2004年11月８日	選手売り名を売り株売り身売りまで
2004年11月１日	神戸市のおもてなしには裏がある
2004年10月25日	腰掛けのトップが部下のイス奪い
2004年10月18日	内閣の全頭検査はだれがする
2004年10月12日	どのような仕打ち受けても愛あれば ――神戸市産業「振興」局
2004年10月４日	贈り手の名が上下する栄誉賞
2004年９月27日	ポピュリズム涙を武器の大芝居
2004年９月21日	ハッピーは連休つくった議員だけ
2004年９月13日	「官から民」実は「官から財」だった
2004年９月６日	無礼だな元オーナーのぶんざいで
2004年８月30日	改革の理屈もうけのためにある？
2004年８月23日	国の次何売る思案の夏休み―首相
2004年８月９日	病院が患者選んじゃ困ります
2004年８月２日	ファンなしでやれる球団ただ一つ
2004年７月13日	オーナーは入場券よりケンカ売り
参院選のため、しばらく恥もビラもかきませんでした
2004年６月８日	秘策って庶民を信じぬことだった
2004年５月31日	訃報見て皆歌っていたがんばろう
2004年５月24日	回顧より解雇のおわびなぜないの
2004年５月17日	なぜ似てる政策党名党首の名
2004年５月10日	代表に舌鋒命中ブーメラン
2004年４月26日	未払いをしらべてみたらみな議員
2004年４月19日	４文字熟語はむずかしい
2004年４月12日	大使館いまどうなってましたっけ
2004年４月５日	150年ペリーの国がいま鎖国
2004年３月29日	勝ち組に待ってた大きな落とし穴
2004年３月22日	おかしいと笑う日もありゃ怒る日も
2004年３月15日	まず移転ありきとしたのがまずい点 ――中央市民病院
2004年３月８日	啄木のマネができようはずもなし
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